こんにちは。今回は、危機管理力診断」の30個のテーマの中から、「さっさと勉強しなさい」を取り上げていきます。



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第六章 危機管理診断



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■□■  危機管理力診断(分析)  ■□■
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6.「さっさと勉しなさい」



   こどもがダラダラとテレビを見ていたりするとイライラしますよね。

   そんなとき、「さっさと勉強しなさい!」と言いたくなります。やっとこさ勉強に取り掛かったと思っても、ダラダラ勉強しているのを見ると、もう頭に血が上ってしまいます。



   ただ、もうご承知なように、「さっさと勉強しなさい」って指示・命令を飛ばしても、あまり効果がありません。カミナリオヤヂが言えば別ですけれども・・・。



   だから、「やる気を起こさせるにはどうすればいいの?」と思い悩むハメになる。



   しかし、問題はその人にあるのではなく、人と人の間にあります。こどもを責め立てても、親が一人で悩んでいても何も解決はしません。


   勉強は原則として「考える作業」です。そして、「考える」ためには、その前提となる「知識」が必要です。ですから、「勉強しなさい」と一口に言っても、その内容は「知識の習得」と「知識を関連付けて応用する作業」の繰り返しです。


   こどもたちは要領が悪いですから、初めのうちは「なぜ」「なぜ」というふうに「考えてばかり」。なかなか先に進まない。けれどそれじゃヤバイので、要領のいい子はいつの間にか考えることをやめて、問題や解答の丸暗記だけするようになる。

   大人は暗記だけを要求しているわけではないのに、こどもたちは暗記だけに目がいく。「考える」より「暗記」のほうがラクにみえるからです。そうして、結局は分量に押し潰されていく。



   勉強の原則は「考える」、その合間に「知識を固める」です。「考える」だけでもダメ、「暗記」だけでもダメ。そして、こどもの勉強にどのように付き合うべきか。この「人と人の間の問題」が重要です。



   大人社会でもそうですが、モノを量産するような単純作業には上下関係が必要、これに対して、知的生産には上下関係はなじまない。モノを量産するにはマニュアルが必要で、それをいかに効率よくこなすかが重要。これに対して、知的生産にはマニュアル(答え)がありませんから、一緒に考えなくてはならない。
       今「コーチング」という手法が人気です。これは、従来のモノ作り社会から、情報化社会に移った、そういう時代変化を象徴しています。知的な作業は「対等が原則」、モノの量産は指示・命令が原則です。



   これをこどもたちの勉強についてみてみると、「考える」が知的生産、「知識の習得」がモノの量産にあたります。いずれも欠かせない重要な作業。

   しかし、あくまで「考える」が原則。だから、こどもの勉強については、指示・命令ではなく、「一緒に考える」が原則です。



   そう言っても「さっさと勉強しなさい」ってこどもに指示すると、こどもは「お母さんはどうせ分からないくせに」と反発しますよね。「一緒に考える」どころの話ではない。



   ですから、「さっさと勉強しなさい」と命令したくなったら、「暗記を手伝ってあげようか」です。指示・命令で効果が上がるのは「単純作業」だけです。理科や社会が得意なこどもの家庭は、こどもが暗記するのに適した環境であるのが通常です。



   そうしてある程度暗記の習慣がついてきたら、「さっさと勉強しなさい」を卒業して、徐々に「一緒に考えようか」に変えていく。 「一緒に考える」という環境が出来上がってはじめてこどもの成績が爆発的に伸びます。



   「何もそんなに難しく考えなくても・・・」とお思いでしょう。



   しかし相手は小学生です。中学生や高校生ではありません。

   高校受験や大学受験であれば、全国で勉強する内容はだいたい均一で、それさえやればいい。しかし、中学受験は塾によってやる内容もレベルのバラバラで、何から手をつけていいか分からない。だから、中学受験では親や先生の加担度がイヤでも上がる。「こどもと大人の間の問題」がとりわけ重要な意味を持つ。



   しかも、こどもの成績が上がらないのは「分からない」のではなく「自分の頭が混乱しているから」です。大人だって、混乱した自分の頭を自分で整理するのは至難の業です。それなのに、どうしてこどもには「所詮は自分次第」と言えるのでしょうか。



   「さっさと勉強しなさい」と言いたくなるのは人として自然なことです。でも、その先に、「一緒に考えようか」というステップがあることを知ってもらいたいんです。あくまで、勉強は「対等な関係」が原則です。



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