こんにちは。昨日は投稿を休んでしまい、申し訳ありませんでした。入試直前ということもあり、冬期講習の準備とご相談の対応でいっぱい一杯でした。そんな中、早くも2名の合格者が出て、気が引き締まりました。さて、今日は「中学受験に塾は必要か」についてです。



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  今日mixiを見ていたら、「中学受験に塾は必要か」というトピックスがありました。「中学受験に塾が必要かどうか」というテーマは神学論争みたいなもので、終わってみると何を議論したかどうか忘れてしまうほどです。こうした「解釈の自由」を得たテーマの議論は、内容が広く浅いものになってしまうからです。ただ、実際に塾をどうしようか悩んでいる方がとても多いので、ご参考にしていただければと思います。

    

  中学受験に塾が必要かどうかといえば、「一度は必要」と申し上げることにしています。中学受験の場合、高校や大学のそれとは異なって、学習内容の体系が不明確です。多くの人にとって、何をどれだけやればいいかが分からない。だから、「とりあえず」大手塾に入ってみて、他の受験生が何をしているのかを覗いてみる必要があると思います。


  
  大学受験だって、代ゼミとか駿台とかありますが、けっこう乗り換えた経験のある方は多いですよね。ムダにお金が飛んでいきますが、これは必要なムダだと思います。塾はどこでもいいけれども、勉強のコツを掴んだ人から順に塾を去っていく。



  中学受験や高校受験でオカシイのは、最後の最後まで塾にどっぷりハマッている人がとても多いことです。大学受験の例が分かりやすいのですが、入試直前になってまで塾の授業を聞いて「なるほど、なるほど」なんてうなずている人は合格できません。入試直前になったら、「自分には何が足りなくて、何をすればいいか」に全力投球する生徒が合格していきます。



  入試直前に塾に通う生徒を見ていて、同じテーブルに座っている受験生であっても、自分の課題を持っている生徒とそうでない生徒は目の色が違います。自分の課題を持っている生徒は、自習している時間の方が長く、授業ではリラックスしている。課題をもっていない生徒は、自習はダラダラやって、授業のときだけ力が入る、です。



  中学受験の場合、「何をしていいか分からない」から一度は大手塾に参加してみるのがいいです。中学受験には「一度は塾は必要」です。ただ、本当に重要なことは、塾に通っているかいないかという「事実」ではなく、塾に対する「依存度」です。いつまでたっても「理解した」「理解していない」に終始することなく、いつかは塾の授業が「確認」になるようにしなければなりません。自分で学習したことが正しいかどうかを授業で「確認」できるようになれば、その生徒はもう大丈夫です。



  ところが、中学受験の場合、塾に最後まで依存したくなる原因があります。「偏差値」です。ブログの中でもわが子の偏差値を公開している方がおられますが、親はどうしても自分のこどもを偏差値で見てしまいます。「偏差値で最終的な決断を下す」です。他人のことであれば「受験は偏差値じゃないよ」って言っても、自分のこどもは別です。これは人として自然なことですね。



  幸せ受験塾でも書きましたが、偏差値は「見る」ものではなく「読む」ものです。「最終的な判断の資料」ではなく、「その場その場のベストの判断を下すための資料」です。しかも、受験で決定的に重要なのは「偏差値」よりも「問題との相性」です。例えば攻玉社中や芝浦工大中の算数のように骨のある問題を出す学校もあれば、城北中や豊島岡の理科のよう暗記が限りなく少なくてすむ問題もあります。思考力勝負の人はそれなりの学校を受ければいいんです。



  「中学受験に塾が必要かどうか」という問題提起は、「塾に通うという事実」と「合格するということ」がいかにも密接であるような錯覚を前提にしていますが、実は塾に依存しすぎないことを前もって考えておくことのほうが合格に近いと思うのです。


  

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