b  こんにちは。ついに大晦日となりました。1年は早いですね〜。白髪も増えるわけです。今日は「どうしても浅野中に入りたい」というこどもに2時間の算数特訓授業を行いました。
  この時期はパターンの練習をする人が多いのですが、算数では通用しません。あくまで「頭の柔らかさ」で勝負です。開成・筑駒対策プリントから、小5の割合、数の論理、速さの問題をピックアップして頑張らせました。一見意味不明な設問を噛み砕くにはどうすればいいか、が課題です。こどもは目玉がくぼむほど考えさせられましたが、最高峰の問題を料理して自分の手で解答を導いたことがきっと自信になります。暗記は最小限にとどめ、後は現場思考で挑みます。
  さて、今週から、リニューアルした「幸せ受験塾」の連載を始めます。以前のものがごちゃごちゃしてて分かりにくかったので、リライトしました。



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第一章 本書の読み方と構成

1.本書の読み方

  これからたくさんの「秘技」をご紹介していきます。
 しか し、いろいろな方法を試してみても「やっぱりダメだった」ってなる可能性もないとは言えません。むしろ、人の受け売りをするとむしろ失敗する可能性の方が高いかも知れません。そのようなとき、「やみくもにやっていなかったか」「考え方がしっかりしていたか」を検証してもらいたいのです。



  何か行動を起こしたとき、後で手にすることができる成果は掛け算で決まります。「成果」=「能力」×「努力」×「考え方」です。IQが飛びぬけて高い人が、人一倍努力すれば、ものすごい「成果」を生み出すことができる。絶対的に影響力が強い。そんな人が、「人のために役に立ちたい」「将来を良くしたい」と思えば、掛け算の「成果」は「プラス」。しかし、「人の足を引っ張ってやろう」とか「自分だけ目立とう」と思っていれば、掛け算の「成果」は「マイナス」。成果は「掛け算」で決まる、成果は「考え方」次第です。



  勉強も同じです。本来頭が良く、人一倍努力家のこどもはすごい潜在力がある。しかし、「自分にはできない」「やる気がない」なら、成果はマイナス。平均点にも届かない。反対に、能力はほどほどでも、それなりに努力している人は、できることも微々たるもの。しかし、人を見て、将来を見る、そうして「考え方」を前向きに保つ。そうすると成果は「プラス」。実は、「ウサギとカメ」はスタート地点から勝負がついていました。ウサギはカメのペースに翻弄された、けれどカメはマイペースを守った。カメの「考え方」はちゃんと地についていたのです。



  ですから、本書でご紹介する様々な方法をやってもダメだったとき、いたずらに落ち込んだり、それまで通りの失敗をごり押しするんじゃなくて、別の考え方を探すようにしていただきたいのです。



  そこで、これからご紹介していく「秘技」をみなさんなりにアレンジして読んでいただくために、次の点に注意していただけばと思います。自分にとっての最適な結論を得るコツは、「事前問答をしてから結論を導く」です。まずは大人の問題として、「子供の混乱した話を整理する力」「子供にも分かりやすく物事を説明する力」「子供に安心感と信頼感を与える力」がが必要ですが、その力をつけるために「事前問答」は有効な手段です。


教えたがり屋


【事前問答のススメ】

―臀立てて考えること(ジ)



∩按鷯魴錣鮴依してから行動すること(ゼン)



L簑蠅肋分けにして考えること(モン)

 

答え(ドウ)






  まず「―臀立てて考える」とは何か、です。単純な例としては、「勉強でつまずく」→「何が原因かを考える」→「どんな処方がいいかを検討する」ということです。ただこれではあまりに表面的な対応です。勉強でつまづいたら、だれだってあれこれ試します。でもうまくいかないんですね。こんなとき「順序だてて考える」とは、原則と例外を意識することです。勉強するときに「楽しい」のと「苦しい」のがどちらが原則か。当然、原則は「楽しい」ことにあるはずです。子供の気持ちがどちらかというと「苦しい」というのでは長持ちしません。そうすれば、対応の仕方は「叱る」のと「褒める」のうち、「褒め」て自信をつけさせることが原則となります。そして、「褒める」ことが原則であれば、「褒め」と「叱る」の比率が5分5分では原則どおりの行動をとったことにはなりません。それでは褒めることによる効果が期待できないのです。



  次に、「∩按鷯魴錣鮴依して行動する」とは何か、です。これと逆の行動は「思い込みで行動する」です。だれしも「こうなるはずだ」という思い込みで行動することがよくあります。「自分の意見が通るはずだ」と思って相手に話していても、相手はまったく共感してくれない。そうすると、「この人は理解力がない」と誤った思い込みを強めてしまう。そうじゃなくて、相手には相手の言い分があるんですから、そこを無視して共感を得ようなんてムシが良すぎるんです。また、周りが塾に行き出したので自分も・・・、というのも少し考えもの。例えば大手塾などは自学自習・自己責任が前提条件。ならば、自分の子供はその環境でやっていけるのか、やっていけるようにするにはどうするか、こうした検討がどうしても必要です。自己管理とは程遠い状態ならば、塾に入れる前に、毎日5ページずつ漢字練習帖を自分から進んでできるようにしつけておく、等の事前準備も有効でしょう。このように、何かを行動に移すときには、前提条件を考えておくことがとても重要です。



  最後に、「L簑蠅肋分けにして考える」とは何か、です。中学受験生のご家庭では内紛が起こることがあります。お父さんは働き盛りで忙しい。お母さんだってお父さんが仕事の手を抜けるほど世間が甘くないことは知っている。けれど、「自分の身の置き場に困る」「日々失いつつある時間を取り戻したい」などの気持ちが先行して、つい内紛が起きる。こうしたとき、お父さんの事情、お母さんの事情、お子さんの事情、塾の事情などがいっしょくたになりがちです。自分が混乱しているので、周囲の意見を受け入れて整理する余裕がない。だから、自身の問題とそのほかの問題を一応切り離す必要があります。問題の小分けです。



  抱えている問題がいくら大きくて困難なものであっても、小分けにしてしまえば大したことはありません。大きな困難の前で立ちすくんで一歩も前に出れないより、小分けにした小さな問題を解決して少しでも進歩するほうがはるかに生産的です。




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