こんにちは。もうそろそろ合格発表が続いていきますので、今日は教室内に掲示する「祝合格短冊」を作る予定です。毛筆です。 


  私が書道に興味を持ったのは高校生のころです。高校のときは少林寺拳法部に在籍していました。それが縁で、香川県の多度津にある総本山少林寺に帰山すること数回。そこに、中国の方が書いたものすごい作品がズラ〜っと飾ってあるのです。「あ〜、これが書きたいな〜」って思いました。


  そこで大学2年のころ(当時20歳の少し前!)、東京書作展などの競書に参加するようになりました。もちろん、相手はベテランの方ばかりですから、私の作品なんかは佳作止まりです。でも、人と競うと人の作品をよくみるようになりますから、上達も早くなると思いました。


  それ以来、友人の赤ちゃんの命名書、和歌の色紙作り、飲み屋のボトルのラベル書きなどをぼちぼちやってます。最近では、東京にある京王線という私鉄の高幡不動駅構内に、「松應会」というお花の先生の作品とともに私の制作したちっちゃな看板があります。


  でも、年賀状は毛筆では書けません。正直言って細字はうまくないからです。でも、今日はそんなことは言っていられません。生徒達の合格を願って、丁寧に書いていこうと思っています。


  さて、今日の幸せ受験塾は「体験談の伝え方」です。




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第二章 こどもの重い腰を上げさせる〜「なるほど(動機)」から「自分からやってみよう(行動変容)」へ

 
6.こどものやる気を引き出す秘技(1)……人の体験談は甘い果実か劇薬か

 
  大手塾では小5の夏くらいには御三家中学の問題を扱いますから、下手に手を出すとメンツが立ちませんから要注意です。しかし、勉強を教えないにしても、自分の体験も含めて、いろいろな体験談を話すことはできます。

 
  子供たちは大人の体験談にとても強い関心を持ち、自分もやってみようと思うものです。身近な人の話には親近感が沸くからです。テレビの旅番組を見ていて、知らない土地より知っている土地の方に反応するのと同じです。ですから、子供の身近にいる大人は、どんどん体験を話していくべきなんです。


 
  私の経験では、授業で勉強法を話したりすると、その子が弟や妹にそれを伝授した、なんてこともあります。子供たちが塾での出来事をお家で話してくれるのはうれしいものです(反対に、子供が塾での話しをしなくなったらうまくいっていない証拠です)。

 
  ただ、ただ体験談を話せばいいかというと、そうではありません。体験談には「成功例」と「失敗例」がありますが、それぞれの性質を踏まえて上手に使い分ける必要があります。

 


 劇薬  まず、「成功例」を伝えるときには、結論だけでなく、背景も同時に伝えなければなりません。

  例えば、「あの人はこの問題集を使ったら劇的に成績が上がったから、あなたもこれを使いなさい」というのは結論しか伝えていません。結論だけ聞いたら、その子供は最初からセッセとその問題集をやろうとするでしょう。

 
  しかし、同じ問題集でも人によってやりやすいやり方がありますから、いきなり最初からやってその子もできるようになるかどうかは分かりません。成功体験は、「何を、どのように、どれだけやった、だから成功した」というふうに、背景と結論をセットで伝えてあげてください。そうして初めて「その子だけのやり方」がつかめるようになるんです。

  結論だけの成功例は「劇薬」です。

 

  これに対して、失敗例はどんどん話してあげてください。人の失敗例は「甘い果実」そのものです。特にスランプに陥っているときは、「人もそうなんだ」「自分だけじゃないんだ」と思えると肩の力が抜けるものです。

 
  また、他人の失敗は自分にとってリアルではありませんから、冷静に聞くことができます。これに対し、「自分の偏差値が大幅に下がった!」なんて話しはリアルすぎて目を覆いたくなるし、人の話しも耳に入らない。説教を聞かされるより、失敗談を聞くほうが、はるかにモチベーションが上がります。

 
  もったいないことに、受験を通して何が失敗だったかを子供に話す大人はそう多くはありません。もちろん、「第一志望校に不合格になった」とか「小さいとき算数が苦手だった」などというみじめな話はしたくないものです。そんなこと言ったら子供にナメられるかも知れないからです。

 
  しかし、親が弱みを見せるということは子供を信頼している証拠です。また、親が弱みを見せないと、こどもも弱みを見せなくなります。人の共感を得るのに、自分を開けっぴろげにすることは必要不可欠です。

 
  「実は入試で失敗したことがあるんだ」この一言を投げかければ、子供は「なぜ」と思うはずです。親の体験に現在の自分を投影してみせるはずです。

 

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