こんにちは。東京会場を設けた受験が一段落しました。佐久長聖、土佐塾、函館ラサール、長崎日大などです。受験者増を反映して、2〜3年前と異なり、惜敗する受験生が多く出ています。入試問題の難易度においても、本校入試と東京入試とでは、東京入試の難易度のほうが高いのが一般です。また、埼玉受験の算数の試験問題を見ると、問題数が少なくなっている傾向があります。一問一問をじっくり解いてもらいたいという趣旨だと思います。来年の1月に受験をする人は、8月以降から、偏差値ではなく、問題の相性を念頭において併願を考えていく必要があります。 


  さて、今日は「大きな成功よりまずは小さな成功体験(第三章2)」です。




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第三章 手探り状態から脱出する〜「自分からやってみよう(行動変容)」から「やればできる(小さな成功体験)」へ 


2.大きな成功よりまずは小さな成功体験


  現に塾に通っておられるお子さんをお持ちの方はお分かりだと思うのですが、受験は分量や効率との戦いです。大量の課題をいかに要領よくこなすか、こうしたペースをつかむまでが一番苦しい。自分のペースでせっせとこなせるようになるまでが本当に苦しい。ところが、「小さな成功体験」なんていってもピンとこない方もおられると思います。「そんなヒマがあったら、さっさと先に進めてしまえ」ですね。


  しかも、「受験はこども次第」です。本番で戦ってくるのはほかならぬ「こども自身」です。受験で一番重要なのは「本番に強いこどもに育てることができるかどうか」にあります。この一点のみだと言っても過言ではありません。いくら優秀でも本番で得点できなければ不合格。反対に、本番で実力以上の力を発揮して合格するこどもがいる。受験では勝負強さが決定的に重要です。


  しかしそれは第四章の問題です。結果だけをもってこようとするこども(勉強に課題を見出せないこども)に対して、はじめから実力以上の課題を与えては、勝負強さを培うことはできません。プロ棋士で有名な羽生善治さんは、入門当初は実力よりかなり下のレベルから始めたそうです。師匠の方のご判断だったそうですが、連戦連勝を重ねた方がしっかりした実力がつくという考え方です。


  中学受験でも同じだと思うんです。親や先生は欲目がありますから、10題出して7題くらいできればいいかなと思う。残りの3題は後々できればよい。ところが、こどもは「できた」と「できなかった」、「自分のよかったところ」と「悪かったところ」が混在してしまう。混乱したまま先に進んでしまう。こんな行き当たりばったりのことをしていたのでは、こどもがいざというときに自分の良さを発揮できるはずもない。結局は勝負強くはならないんです。



  現実の厳しさを知らない「結果だけをもってくるこども」には、「10題中7題」の正解を求めるべきではありません。せめて分量を半分に減らして「5題中5題」の正解を求める、これが小さな成功体験のイメージです。 


  具体的には、分量でいえば「授業で扱った問題だけを徹底して身につける」、教科でいえば「飛びぬけて強い教科を作る」です。「1教科だけできても仕方ない」というのも現実ですが、しかしそれは試験本番での話です。普段の学習では徐徐に成績を上げることが課題です。ぶれない教科が1科目でもあれば、危機に陥ったときに突破口とすることができます。



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