こんにちは。中学受験の緊張感がピークです。この時期の受験生たちは体中のバネが巻き上がり、自分の得意な分野で勝負をかけようとすることが多いです。しかしそれでは苦手分野がおろそかになってしまいます。これまでの受験生活を振り返って、「どこでどういう苦難を乗り越えたか」をこどもたちに教えてあげてください。浮き足立たず、最後の最後まで食い下がってこその栄冠です。受験生がんばれ! 


  さて、今日の受験塾は「小さな成功体験を積ませるための基本的なアプローチ(第三章3)」です。




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第三章 手探り状態から脱出する〜「自分からやってみよう(行動変容)」から「やればできる(小さな成功体験)」へ


3.小さな成功体験を積ませるための基本的なアプローチ


  受験本番で力を出し切れるようにするには、小さな成功体験を積み上げて勝負強さを養うことが必要だということは分かっていただけたと思います。

  ただ、小さな成功体験ばかりにいい気になっていて、こなす分量がいつまでたっても増えなければ、受験に間に合うはずがありません。受験には厳然たる「期限」があるのです。だから、本章(第三章)で「結果だけをもってくるこどもたち」に成功体験を味わせた後は、次章(第四章)で「自分のペースがかめずにあたふたするこどもたち」に耐性や教科横断型の学習能力をつける必要があるのです。


  本章と次章とではこどもに対するアプローチが大きく異なりますので、予めその違いをみておきたいと思います。
  まず、本章で想定する「結果だけもってくるこども」は、自ら進んで勉強をするものの、先が見えない状況に置かれています。「やる気」があるのに「できない」というのは想像を絶する苦痛です。ですから、「結果だけもってくるこども」に対しては、大人がこどもの苦痛を和らげるために、仏行動をとる必要があります。場当たり的でやり残しが多いですが、完璧を目指さず、達成感があればよしとします。


  このレベルでは大して難しい問題を扱うわけではありませんから、いやいやでもできるようになりますし、志望校が決まっていなくてもできるようになります。変な話ですが、お金やモノで釣ったっていいんです。だから仏行動で十分なのです。

  しかも、小学生はただでさえ中学生よりも多い勉強量をこなさなければなりません。それなのにこどもにつらくあたるばっかりだと、せっかくの能力を引き出せないで終わってしまいます。


 
  小学生は、批判能力に乏しく、家庭に対する依存度がとても高いものです。ですから、こどもたちに「しっかりして欲しい」「自立して欲しい」と思うのは親として当然のことです。しかし、受験勉強をネタにして「自立」を促そうとすると、かえって自立を妨げる結果になる恐れがあります。「挫折」です。

こどもは混乱すると幼児に逆戻りしてしまいます。そうなったらもはや「理性」「言葉」が通用しなくなります。上手に合格を手に入れたいならば、「しつけ」と「受験勉強」は区別し、「受験勉強」については「仏行動」というステップを必ず踏むことが必要です。



  こうして達成感を得たこどもたちは、次章でいよいよ「分量」「効率」との戦いになります。問題も難しくなり複雑な作業を伴いますから、受験生自身がなんとかしなきゃと思わないと乗り越えることができません。適度なストレスを与えることによって耐性をつけなければならないのです。受け売りばかりするこどもや、できたつもりのこどもに根本的に考え方を変えてもらう必要があるのです。


  そこで、次章では、これまでは他人の助力のおかげでできてこれたことを理解させ、一から自力でやるにはどうすればよいかをこどもに考えさせます。一から自力でやる以上は、継続性・耐性が求められます。また、継続性が見込める点は他の教科にも応用して、強化横断型の解決能力を身につけさせないといけません。「自立への第一歩」です。そこで、上手にこどもを突き放すかが問題になるのです。

  少し可愛そうになるときもありますが、受験には期限がありますから、親はどうしても鬼行動を発動せざるを得ません。次章での行動原則は、鬼行動です。こどもは教わったことは忘れませんが、叱られたことは忘れません。鬼行動はこどもの財産になります。いかに鬼に徹することができるか、こどもも固唾を飲んで見守っています。


  こうしてみると、いきなり次章に飛んでいきたくなりますが、鬼行動が効を奏するのは、本章でしっかり仏行動をした場合だけです。こどもは仏にしか心を開くことはありませんので、くれぐれも本章の内容を理解しておいてください。「勉強が楽しい!」と思うこどもだけが学力を伸ばすことができます。(少し下にスクロールしてください↓)




















 

第三章「やってみる」から「やればできる」へ

第四章「やればできる」から「もう大丈夫」へ

問題点

不安だらけ、場当たり的、やり残しが多い

受け売り、できたつもり

行動原則

仏行動

*不安・ストレスの緩和、承認が必要。定型的・基本的作業は、だれでも、いやいやでもできるようになる。

鬼行動

*継続性・耐性、教科横断型の解決能力をつける必要がある。複雑で知的な作業は、自分でなんときゃしなきゃと思わないと、乗り越えることができない。

その他

*目標は成績・志望校以外のものでよい。教材はマニュアルさえあればよい。

*合格、学力向上、人間的成長(勉強以外のことで行き詰ることはない)。マニュアル以外の「自分の経験」「他人の経験」も取り入れることが必要。





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