こんにちは。明日ちょっと忙しいので、投稿を早めます。さて、新学年に移行するにあたって「ケアレスミスを減らすにはどうしたらよいか」は関心事の一つです。集中力の問題もさることながら、こどもの意識の問題が大きいです。この点について、私は次のようにアドバイスするようにしています。


  「ケアレスミスが多いことの原因は、こども自身が「ケアレスミスをしてはいけない」という意味が分かっていなか、関心がないかにあります。

  こうした場合、ケアレスミスをした場合に強烈な制裁を与えたり、ケアレスミスをしなかった場合に豊富な報酬を与えるなどの誘導を加えることによって、こどもに満足感を与えることが有効です。こうしたアクションを通じて、子供の意識が、 崑昭圓棒御される」→◆崑昭圓棒御されなければならない」→「自分で自分を制御しなければならない」という変容をきたすように誘導するのです。こうした外部的拘束を自分の中に装置化していくことは、ケアレスミスの予防に有効です。
  ただ、こうした強制的な手法は、統制効果が即時的で不完全、子供は与えられた次元に止まるなどの限界も指摘されています。ですので、絶えず勉強の楽しさにも配慮する必要があります。」


  とはいえ、「ケアレスミスの連発」には構造的な問題もあります。問題を解き進めながら「あれ?」って疑問に思っても、その疑問を直ちに捨て去らないと競争に全力を尽くすことができません。「競争精神」が強いに越したことはありませんが、それが原因でケアレスミスを連発するときは、自分のペースでやらせる時間を確保するのも大切です。


  さて、今日の受験塾は、褒めて「伸びる」メカニズム、褒めて「伸ばす」メカニズム(第三章5)です。


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第三章 手探り状態から脱出する〜「自分からやってみよう(行動変容)」から「やればできる(小さな成功体験)」へ


5.小さな成功体験を味わせる秘技(2)……褒めて「伸びる」メカニズム、褒めて「伸ばす」メカニズム


  人は褒められれば気持ちが高揚します。余りに舞い上がっちゃって、何を言っていいやら分からなくなってしまうこともあります。

こどもだって褒めればモチベーションが上がります。心理学上の実験では「叱り続けたこどものグループは頭打ちになるのに対し、褒め続けたグループは伸び続ける」というのが有名です。


  こどもたちが褒められて伸びるのには理由があります。それは、 屬いだ績をとる」→◆嵜佑らすごいと認められる」→「自分はやればできるんだ」と自覚する、です。これが「褒めて伸びるメカニズム」です。「褒めて伸びる」とは、自分では確認できない「自分の良さ」に気付き、それが前向きな気持ちになるということなんです。



  ところが、必ずしも褒めたからといって結果として伸びるとは言い切れませんし、伸び続けるわけでもありません。褒めてばかりではいい気になって終わりです。とは言っても、けなしてばかりでもモチベーションは一向に上がりません。これはだれでも知っています。


  褒めてもうまくいかないのは、「褒め方」、つまり「褒めて伸ばすメカニズム」を知らないからです。褒め方を間違えると、せっかく褒めても逆効果になりかねません。上手な褒め方というのは「最初にけなし、後で褒める」です。


  例えば、

「なんでも手を出すのはいいんだけど、失敗ばかりだな」
「いつも頑張っているのは分かるんだが、結局長続きしないな」
なんて言われたらだれだってヘコみますよね。褒めた後にけなしていたのでは、褒めたことにはならないのです。

  これに対して、

「おまえなドジだなぁ。でも、なんでもチャレンジする精神は立派だぞ」

「すぐ諦めるなんて情けないなぁ。でもいつも頑張っているのは見ているぞ」

って言われれば気持ちが前向きになります。「最初にけなし、後で褒める」がいいんです。


  ただ、いくらけなすことも必要だといっても、こどもの「能力」をけなすのはタブーです。能力を否定されると人はとても落ち込むからです。できるだけ、運やタイミングのせいにしたり、大人の気持ちを言うにとどめるのがよいです。



  それでもつい能力をけなしてしまう人が多いです。「この成績はダメね」「何回やってもダメね」です。このように、こどもの「能力」をけなしたくなるのは、「能力」を競わせることに目がいっているからです。人と比べることに力が入る。だから、競争に負けたこどもについ辛くあたってしまう。


  
  確かに、受験は競争試験ですから「競争を意識するな」という方がムチャな気がします。合格すればビリでも合格は合格です。しかし、あくまで競争はこども本人が意識しないと意味がありません。ところが、「結果だけをもって来ようとするこども」に競争はムリです。むしろ競争を意識させようとすると逃げ出す可能性のほうが高いです。競争よりも、今目の前にある課題にじっくり取り組ませ、小さな成功体験を積ませるほうが先決です。



  繰り返しになりますが、上手な褒め方は、「最初にけなし、後で褒める」「能力はけなさない」です。競争に目を奪われて、こどもの大切な能力を潰してはなりません。長い目でみると、能力は「比べるもの」ではなく、「共有するもの」です。人に勝つことばかり考えている人には限界が訪れます。そうならないためにも、その人と自分の能力と人に能力を共有する、そうした視点を持っておくことも大切です。

  心理学上の実験で有名な話がもう一つあります。学校で担任を引き継ぐとき、「あの子はいい子だよ」って言って引き継ぐと、新しい先生はその子を「いい子」として扱います。そうすると、その子はますます伸びる、と言われています。だまされたと思って、自分のこどももそういった目でみていてはいかがでしょうか。





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