こんにちは。今週は中学受験のヤマ場です。1月受験で様々な経験をした小学生達が、それぞれの思いを心に秘めて、最後の勝負に挑戦します。昨日は受験生のお母さんからお電話があり「1年間ありがとうございました。ただ、入試だという実感が沸かなくて・・・」とのお話でした。ここ一番の勝負時にあくびがでてしまうような状態ですね。お母さんの緊張も極度に達しています。 


  本番で実力を出し切る方法を一つご紹介します。入試直前にはどの受験生も「ケアレスミス」の恐怖にさいなまれます。そのとき「本番で問題をよく読め」ってアドバイスされることが多いのですが、それは単なる「動作」に過ぎませんから、これはあまり意味がないアドバイスです。


  問題はこどもの「頭の使い方」「意識」の問題です。入学試験問題を読むと、作問者の「誘導」があるときが多く見られます。「こうして解いてくださいね」「(1)を前提に考えてくださいね」「答え方の指示を見てくれれば正解を絞れますよ」って具合です。「作問者とのやりとりをする」ということを忘れないでください。



  さて、今回から第四章に入ると言ってましたが、第三章にもう一つ記事がありました、ごめんなさい。今日の受験塾は、「期待」はしても「放置」はしない(第三章10)です。



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第三章 手探り状態から脱出する〜「自分からやってみよう(行動変容)」から「やればできる(小さな成功体験)」へ


10.「期待」はしても「放置」はしない


  受験生とは無条件に他人に期待してもらえる人種です。こんなにうらやましい人種はいません。なのに「親の期待がこどもをダメにする」という言われ方をする場合があります。次のような具合です。



,海匹發亡待をかける。「強い子はえらい」と刷り込む。


     ↓

◆屬匹Δ札爛蠅澄廚箸六廚錣譴燭ない。「できるということを証明したい」と思う。

     ↓

0貔厳命“マネ”をして良い結果を出す。塾に行くだけで勉強した気になってしまう。

     ↓

 た討呂気蕕亡待する。

     ↓

 イ海匹發枠茲譴凸亀の呂砲覆襦親に先手を打たれて「勉強しなさい」といわれると、矛盾を感じてやる気がなくなる。

     ↓

 集中力と能率が下がる。複雑なことが苦手になる。ケアレスミスが増える。できたはずの問題ができなくなる。

     ↓

 Э討隆待だけで勉強してきたから、自分の目標がなく、突破口が見つからない。行き詰る。



  つまり、「親の期待がこどもをダメにする」というのは、こどもをムリに高いレベルに引き上げようとしても、中身がこどものままならば、結局はうまくいかない、ということです。「過度の期待」とともに「親の過干渉」を指摘する人もいます。


  確かに、親がこどもにかかりっきりになったり、こどもが親に寄り掛かってしまったりして、結果的に人間関係が一家庭で完結してしまうのは良くない。


しかし、勉強がうまくいかない原因を「過度の期待」とか「過干渉」のせいだって言われても、何が適切なのか困ってしまいます。

  特に小学生の場合は、親が何かしらの働きかけをしないと何も事が進まないからです。思い余って親が手を出してしまうのは仕方がないんです。問題は、なぜこどもの中身がいつまでたってもこどものままなのか、です。



  こどもの中身がこどものままなのは、「過度の期待」とか「過干渉」が原因ではなく、むしろ「放ったらかし」「放置」に原因があります。

 

  例えばこどもをサッカーチーム(塾)にこどもを入れたとします。ところがいつまでたってもドリブルやパスがうまくならない。周りのチームメイトはどんどん上達していく。取り残された気分になる。しかし下手でも試合には参加させたいから、「練習を続けていけばきっとできるようになる」と思い込む。


  ところが、上手にドリブルやパスができない原因は、「練習不足」以前に、こども自身が「なぜ上手にならないか」を自覚していないことにあるんです。ドリブルやパスがうまくできない原因が分からないまま「放置」されているんです。うまくいかない原因がわからないまま放置される(取り残される)のは想像を絶する苦痛ですから、当然モチベーションも下がる。ふつうならもう練習に行きたくないと思うところですが、小学生はなかなかそれを言い出せない。


  この「放置」が原因で大きなチャンスを逃しているこどもがたくさんいます。大学受験や資格試験などでも、「これだったら自分だって合格できたはず」なんてことがたくさんあります。もちろん、大きくなったら「放置された」なんて余ったれたことは許されません。自分で開拓していくほかないのです。しかし、小学生は別です。放置したらせっかくの芽が伸びないんです。塾や教材の価値なんかよりも、こどもの疑問の価値のほうがはるかに大きい。


  それでも「練習(授業)にしがみつけば何とかなる」と思っている大人は、「こどもの分からない」が「分からない」人です。「こんなこともできないのか」と言う人です。挙句の果てには、こどもの「できるようになりたい」という気持ちを断ち切って、「練習(塾)に通わせても意味がない」と言う人です。期待しておきながらこどもの能力の限界を理由に期待を翻したり、「受験させても意味がない」とか脅して駆け引きをする人です。こうして、「結果だけをもってくるこども」ができるのです。


  そうならないためにも、普段から「達成意欲を高める褒め方」「質問が自由に飛び交う場作り」にもっともっと目を向けてもらいたいのです。小さなことに目を奪われて、こどもの大きな芽を摘んではなりません。



  さて、自由に質問できる場作りの役割については以上です。ここまでお読みになって「でもウチの子は質問すら気配すらないんだよなぁ〜」っていう人もいると思います。そんなときは、大学ノートを買ってきて、「疑問帳」を作ることをおススメします。


  テレビ・新聞や、外出したときに見聞したことで「知らなかったこと」「疑問に思ったこと」をいちいちノートに書きださせる。その場ですぐ調べるならそれでよし、その場ですぐ調べないでもよし、結局は調べないでもよし、です。ラクな気持ちでやらないと挫折するからです。


  大切なのは、こどもの頭に「ひっかかり」をつけておくことです。そうした「ひっかかり」があると、学校や塾で何気なく授業を聞いていても「ひっかかり」が契機となって芋づる式に知識が増えたり、誤った思い込みに気付くことがあります。集中力もつきます。この積み重ねで質問が自由に飛び交うことになります。是非試してみてください。



  次回から第四章です。いつも本当にありがとうございます。皆様の1クリックで今日も1日延命できます。→人気blogランキングへ


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