こんにちは。2月受験の最終調整の時期です。まだ併願を決めかねているかたもいらっしゃいます。最近では高校で募集をしない「中等教育学校」を設置し「大学受験に直結」をアピールする学校が増えています。


  「大学受験に直結」を謳う学校が増えているのには理由があります。あと数年もしないうちに理論上では「大学全入」の時代が来ます。それはとりもなおさず「大学を選べる」ことにほかなりません。そうすると、あまり勉強に熱心でない学生でも大学を選り好みすることになり、受験生全体が上昇志向になります。その結果、レベルの高い大学とそうでない大学の格差が広がります。高校も大学も、こうした「上昇志向」を意識しているのです。


  私が大学に合格したとき、父親が「その学校はいい学校だよ」って一言だけもらしたのを覚えています。「おめでとう」というよりは「そんなことは小さいことだ。早く忘れろ」って聞こえました。母親が喜んでいたのとは対照的に、父親はとても醒めていたからです。当時は高校生だったので意味不明でしたが、今では父親の言葉の意味が分かる気がします。


  こどもたちが受験を乗り越えたとき、みなさんならどんな言葉をかけますか?



  さて、今日の受験塾は、自分のペースがつかめずあたふたするこどもたち(第四章1)です。



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第四章 葛藤を克服する〜「やればできる(小さな成功体験)」から「もう大丈夫(自信)」へ


1.自分のペースがつかめずあたふたするこどもたち


  前章では、小テストとか範囲指定があるテストでいい成績をとらせてあげる、いわゆる小さな成功体験の話でした。こどもに乗り移って、こどもの「分からない」に徹底的に付き合い、大人がリードしてあげなければなりません。

  次に問題となるのは、小さな成功体験を活かして、科目横断的な解決力を身につけるにはどうすればいいか、です。こどもがようやく勉強に目が向きだして、「本当に成績を上げたい」と願ったとたん、今度は「分量」の壁に突き当たります。「理解の壁」の次に「効率の壁」があるのです。塾通いのこどものかばんの中の教材やノートの重さは4〜5圓肪することさえあります。 


  これらの分量を効率よくこなしていくには、もはや大人がリードするだけでなく、こども自身が「自分でなんとかしなきゃ」と自覚して、自分で自分を管理してもらうしかありません。与えられるものだけをせっせとこなすだけでは、時間切れで入試が終わってしまうからです。 



  しかし、大人がこどもに一方的に「理解」を手助けすることよりも、こどもに「効率」を身につけさせることのほうがはるかに難しいことです。そこで、この章では、「自分のペースがつかめずあたふたするこどもたち」が、成功体験をどのように自信に結びつければいいか、を考えていきます。


  まず、「自分のペースがつかめずあたふたするこどもたち」とは、 

  *「やることはやっているのに成績が思うように伸びない」

  *「問題の出方が変わると解けなくなる」「応用問題・総合問題が解けない」

  *「以前は解けていた問題が解けない」

  *「宿題をこなすのが精一杯」

  *「内容が難しくなって、得意な教科だけでなく学校の勉強にすら身が入らなくなった。」

  *「やることが多すぎて何をしていいか分からない」

  *「平日の宿題をこなそうとすると夜中までかかる。宿題を土日にためるとこなせなくなる。土日もゆっくりできないため、平日に疲れがたまり、勉強がはかどらず、家の中が殺伐としている。」

  *「課題のプレッシャーからか、だるさ、頭痛、腹痛を訴え、極端に集中力が下がる」

  *「やればやるほど<あれもこれも>という気持ちになってしまい、気持ちが落ち着かない」    
というこどもたちです。

  このようなこどもたちに「効率」を手に入れさせるにはどうすればいいか。言い換えると、「小さな成功体験は人の助力があったからこそできた」ことをこどもに理解させ、大人の助力なしに成果を出させるようにするにはどうすればいいか、です。


  親や教師との関係で他律的なこどもたちが自律的な変容を遂げるためには、「自分がなんときゃしなきゃ」と思うようなきっかけ作りが必要です。「人は易きに流れるもの」なんてのん気なことは言っていられません。自分を律するという辛い過程を乗り越えることができなければ、本当の自由は手に入れることができないのです。そこで本章では自分で自分を律するための方法を考えていくことにします。



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