2008年02月17日
塾に行く必要がある子、そうでない子
みなさん、お疲れさまです。
年度の初めなので、この一年間、どのように受験対策をしていけばいいか、ご紹介したいと思います。
突然ですが次の言葉、信じられますか?
授業をよく聞く生徒は成績が伸びない?
ちょっと驚かせてしまいました。
しかし、ほどんどの生徒は、学校で、塾で、授業をよく聞いているはずです。それなのに「成績が伸びない!」っていう生徒はたくさんいるのです。
だから、「授業をよく聞く生徒は成績が伸びない」というのは、図星なんです。
では、なぜ「授業をよく聞くとなぜ成績が伸びない」ということが起こるのでしょうか。ちょっと考えてみてください。
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
理由はたくさんあると思いますが、一番大きい理由は「練習量の不足」です。
ボールの蹴り方を教わっても、実際にボールを蹴ってみないとサッカーは上手になれません。譜面が読めるようになっても、実際に鍵盤を叩いてみないとピアノは上手に弾くことはできません。
ただ、やみくもに「練習量」を増やしても、合理的に上達するとは限りません。みなさんもきっとそう思っておられることでしょう。
ここで、みなさんの学生時代の「難しかった授業」「やりたくない科目」のことを思い出してみてください。
例えば数学の三角関数の学習内容で、積の公式とかを習ったと思います。公式(結論)を導く過程がけっこう難しい内容です。ですが、公式(結論)を導く過程をしっかり理解していれば、公式(結論)を自由自在に使いこなせるはずなのです。
ところが実際には、「難しい学習内容」を目の前にすると、途中の理屈はすっ飛ばして、結論だけを覚えようとするのが人情です。
小学生だって中学生だって、一度「難しい」と思い込んでしまうと、結論だけを覚えようとするんです。みんな同じなんですね。
ですから、ひたすら「練習」「演習」をしているように見えても、結論を丸暗記することを繰り返していると、いつまでたっても勉強が面白くならないんです。
ですから、どのように「練習」「演習」をするべきか、この点がとても重要になってくるわけです。
じゃあ、「練習」「演習」というのはどういうことでしょうか。
それは、こどもの能力のどこを伸ばせばいいか、ということだと言い換えることができます。
そして、こどもの能力は一般に5つの要素に分解することができます。それは、
注意力
観察力
創造力
残りのあと2つあります。それは、
記憶力
思考力
です。
この中で受験において重要な能力は何でしょうか。
そうです、もちろん「思考力」と「記憶力」ですね。この2つの能力がいかんなく発揮されていれば、受験はそんなに苦にはなりません。
では、1つ質問させてください! 「思考力」って何ですか。
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
これってけっこう難しい質問です。
答えを言いますと、思考力とは「物事の関係性を作り上げる能力」をいいます。
具体的に言うと、演繹する力、帰納する力、類比する力などです。かんたんに言いますと、AとBの関係を他の事例にも当てはめることができる力、です。「AとBの関係とCとDの関係は同じなんだ、だから・・・」というふうに、思考を発展させることができる力、これが思考力です。
受験では、「最小限の知識で合格することができた!」と言っている人もいますが、これはまさに思考力で勝負したということです。
ここで注意が必要なのは、全く知識がないところに思考力は成り立たない、ということです。英語に関わらず、他の教科でも、一定以上の知識の蓄積はどうしても必要なんですね。
では、どういう形で知識を蓄えればいいのか、ここが本当に重要になってきます。ここを間違えると、いくら「練習」「演習」を積み重ねても成績が上がることはないからです。
さて本題に入ります。
記憶法にはいろいろありますが、その根本にあるのは、「解く時間」「再現する時間」が半分になるまで、すぐに練習する、やり直す、です。
例えば、Aという課題があって、これを解く、あるいは再現するのに60分かかるとしましょう。
人って同じ問題を解くのを嫌いますから、すぐには解きなおさないことが多いものです。もしそうだとして、この問題を1週間後に解き直したらどのくらい時間がかかるでしょうか。
そうですね、そんなに時間は短縮されないはずです。やはり60分かかるでしょう。また1週間後にやっても、同じくらい時間がかかるものです。
実はこれが、大学受験で言うと「浪人組」の姿なんです。
これに対して、翌日すぐに解き直したらいかがでしょうか。前の日に60分かかったとしても、翌日の同じ問題をやれば、時間を40分くらいには短縮できるはずです。
翌日のさらに次の日も同じ問題をやれば、初め60分かかっていたものも、30分くらいで終わらすことができるでしょう。
これが、大学受験でいうと「現役組」の姿なんです。
お分かりいただけたでしょうか。
こどもの学習で一番重要なことは、「解く時間」「再現する時間」が半分になるまで、すぐに練習する、やり直す、です。
塾に行く必要のある子はこれができない子、そして塾に行く必要のない子はこの点で決定的に違うのです。
ご近所のお友だちを見てみてください。きっとこの違いがよく分かると思います。
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年度の初めなので、この一年間、どのように受験対策をしていけばいいか、ご紹介したいと思います。
突然ですが次の言葉、信じられますか?
授業をよく聞く生徒は成績が伸びない?
ちょっと驚かせてしまいました。
しかし、ほどんどの生徒は、学校で、塾で、授業をよく聞いているはずです。それなのに「成績が伸びない!」っていう生徒はたくさんいるのです。
だから、「授業をよく聞く生徒は成績が伸びない」というのは、図星なんです。
では、なぜ「授業をよく聞くとなぜ成績が伸びない」ということが起こるのでしょうか。ちょっと考えてみてください。
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理由はたくさんあると思いますが、一番大きい理由は「練習量の不足」です。
ボールの蹴り方を教わっても、実際にボールを蹴ってみないとサッカーは上手になれません。譜面が読めるようになっても、実際に鍵盤を叩いてみないとピアノは上手に弾くことはできません。
ただ、やみくもに「練習量」を増やしても、合理的に上達するとは限りません。みなさんもきっとそう思っておられることでしょう。
ここで、みなさんの学生時代の「難しかった授業」「やりたくない科目」のことを思い出してみてください。
例えば数学の三角関数の学習内容で、積の公式とかを習ったと思います。公式(結論)を導く過程がけっこう難しい内容です。ですが、公式(結論)を導く過程をしっかり理解していれば、公式(結論)を自由自在に使いこなせるはずなのです。
ところが実際には、「難しい学習内容」を目の前にすると、途中の理屈はすっ飛ばして、結論だけを覚えようとするのが人情です。
小学生だって中学生だって、一度「難しい」と思い込んでしまうと、結論だけを覚えようとするんです。みんな同じなんですね。
ですから、ひたすら「練習」「演習」をしているように見えても、結論を丸暗記することを繰り返していると、いつまでたっても勉強が面白くならないんです。
ですから、どのように「練習」「演習」をするべきか、この点がとても重要になってくるわけです。
じゃあ、「練習」「演習」というのはどういうことでしょうか。
それは、こどもの能力のどこを伸ばせばいいか、ということだと言い換えることができます。
そして、こどもの能力は一般に5つの要素に分解することができます。それは、
注意力
観察力
創造力
残りのあと2つあります。それは、
記憶力
思考力
です。
この中で受験において重要な能力は何でしょうか。
そうです、もちろん「思考力」と「記憶力」ですね。この2つの能力がいかんなく発揮されていれば、受験はそんなに苦にはなりません。
では、1つ質問させてください! 「思考力」って何ですか。
・・・・・・・
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これってけっこう難しい質問です。
答えを言いますと、思考力とは「物事の関係性を作り上げる能力」をいいます。
具体的に言うと、演繹する力、帰納する力、類比する力などです。かんたんに言いますと、AとBの関係を他の事例にも当てはめることができる力、です。「AとBの関係とCとDの関係は同じなんだ、だから・・・」というふうに、思考を発展させることができる力、これが思考力です。
受験では、「最小限の知識で合格することができた!」と言っている人もいますが、これはまさに思考力で勝負したということです。
ここで注意が必要なのは、全く知識がないところに思考力は成り立たない、ということです。英語に関わらず、他の教科でも、一定以上の知識の蓄積はどうしても必要なんですね。
では、どういう形で知識を蓄えればいいのか、ここが本当に重要になってきます。ここを間違えると、いくら「練習」「演習」を積み重ねても成績が上がることはないからです。
さて本題に入ります。
記憶法にはいろいろありますが、その根本にあるのは、「解く時間」「再現する時間」が半分になるまで、すぐに練習する、やり直す、です。
例えば、Aという課題があって、これを解く、あるいは再現するのに60分かかるとしましょう。
人って同じ問題を解くのを嫌いますから、すぐには解きなおさないことが多いものです。もしそうだとして、この問題を1週間後に解き直したらどのくらい時間がかかるでしょうか。
そうですね、そんなに時間は短縮されないはずです。やはり60分かかるでしょう。また1週間後にやっても、同じくらい時間がかかるものです。
実はこれが、大学受験で言うと「浪人組」の姿なんです。
これに対して、翌日すぐに解き直したらいかがでしょうか。前の日に60分かかったとしても、翌日の同じ問題をやれば、時間を40分くらいには短縮できるはずです。
翌日のさらに次の日も同じ問題をやれば、初め60分かかっていたものも、30分くらいで終わらすことができるでしょう。
これが、大学受験でいうと「現役組」の姿なんです。
お分かりいただけたでしょうか。
こどもの学習で一番重要なことは、「解く時間」「再現する時間」が半分になるまで、すぐに練習する、やり直す、です。
塾に行く必要のある子はこれができない子、そして塾に行く必要のない子はこの点で決定的に違うのです。
ご近所のお友だちを見てみてください。きっとこの違いがよく分かると思います。
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