みなさん、お疲れさまです。


 
 今は高校受験と大学受験の最中です。朝、出勤のときの電車の中は受験生でごった返しています。「〇〇大学の受験生のみなさんはコチラで〜す」という誘導係の人の声が響き渡っています。



 受験生の顔の表情は、寒さのせいもあるかと思いますが、ちょっとこわばっているように見えます。



 思わず、「絶対ミスしないで!実力を出し切って!」って、一人ひとり心からエールを送らずにはいられませんでした。



 と同時に、「大学に入ってからが勝負だ」「大学に入ったらその自信を糧に頑張れ!」とも……。



 当社の講師の数は約60名ほどで、その半数以上が東大、早稲田、慶應に在籍し、あるいは卒業しています。



 そのような講師のみなさんと雑談するとき、意識して「どんだけ読書してるの?」って聞くんですが、残念な反応が返ってくることもあります。



 「忙しくて読書の時間がない……」「何を読めばいいのか分からなくて……」



 確かに私も大学生当初、そんなものでした。



 ただ、読書の大切さを分かることって、何よりも大切です。それをまず実感するのは就職のときだと思います。



 就職試験にはちょっとしたコツがあります。例えば、面接で聞かれる事項、そしてそれが何を意味しているのか、エントリーシートの書き方、などです。



 有名大学を卒業したとしても、それが必ずしも期待したような地位・名誉・収入を保証してくれるわけではありません。まずは、無事就職試験を乗り切ることが必要です。



 そこで、就職試験を控えた講師にはまず聞くことがあります。



 「官庁とかコンサル・専門職に就きたいの? それとも民間に行きたいの?」です。



 官庁とかコンサルの場合は、一定の資格や技能などがあれば断然有利です。やるべき仕事、要求さるれる業務内容が決まっているからです。



 これに対して、それら以外の民間企業の場合、資格や技能は一定の価値はありますが、それは必要不可欠なものではありません。大事なのは、変化に対する対応力です。



 民間企業の場合、地位や立場が違えば、そのたびに1から勉強のし直しです。やるべきことがコロコロ変わっていく。それは企業が変化し続けないと成長し続けられないことの裏返しです。



 ですから、TOEICなどの英語力や税理士などの士業のスキルは、官庁やコンサル・専門職に着く場合には重要な意味を持ちますが、それ以外の民間企業に就職しようとするときには思ったほど重要ではありません。



 これを間違えると、自分の思ったような就職活動をすることはできません。特に民間の大企業の場合には「とりあえず資格さえあれば……」という考え方は通用しないんです。



 以前、ある講師が「周囲のみんなが簿記の資格を取るんだけど、やっぱ必要かな?」って尋ねてきたとき、私は言いました。



 「そいういうことはほかの人がやってくれるんじゃないの?」「君にしかできないことはないの?」「君は自分が実際にやっていて楽しいことはないの?」



 就職試験のときだって、人に引きずられてやったこと、周りがやっているから自分もやったこと、ってあまり意味がないんですね。自分1人では品行方正であっても、集団となれば羽目を外すこともある、これと同じです。



 民間企業の場合、「何をどうやってできるようになるか」ではなく、「なぜ、何をやるのか」という視点が不可欠なのです。



 そして、大企業の3次面接に残った講師に言いました。「最後のチャンスを逃すなよ」「そのためには何が必要か?」って。



 講師「………」



 そりゃそうですね。だれも教えてはくれませんから。そこで一言伝えました。



 「その会社に惚れ込んだ理由を10〜20個用意しておくこと!」



 会社は結局、自分の会社を本当に惚れた人を採用するんです。採用側にとって、実はこれが最終的、決定的な判断基準になります。



 これは、何も会社に対する滅私奉公を強制するものではありません。人の幸せは、自分以外の誰かを介して初めて実感できる、とうことだと思います。



 いくら受験戦争を勝ち抜いたとしても、それは勉強に対する忍耐力を証明するにすぎません。むしろ、自分の居場所を見定めることこそが大切なんだと思います。 



 そのためには、読書を通じて見聞を広げる。大学入学後はこのことが本当に大事です。



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