みなさん、お疲れさまです。今回は前回に引き続き、「志望校の決め方」です。具体的に考えていきましょう。



 まずは広告の裏紙と筆記用具を準備して、次の4つステップに従って、遊び気分でお付き合いください。



<第1ステップ> 志望校を洗い出す

 これはあまり考えずに、思いつく学校をA、B、C…とヨコに書き並べてください。誰も見てはいませんから、大胆にいきましょう。



<第2ステップ> 志望校を選ぶ基準をできるだけ多く書き出す
 
 志望校を選ぶ基準はいろいろです。学費の安さ、通学時間の短さ、入りたいクラブの有無、入りたいクラブの強さ、学力別クラス編成の有無、入りたい大学の進学実績、補習・講習の有無、学生食堂の有無、学生寮の有無、英検対策の有無、共学かどうか、大学附属かどうか(さらには全員が大学に進めるのか)、などがあるでしょう。


 これらの例に縛られることなく、できるだけ多くタテに書き出してみてください。


 ここで重要なことは、今の偏差値は考えず、できるだけ多くの学校を拾い出し、できるだけ多くの選択基準を挙げることです。


 ここまでで、ヨコに候補となる学校、タテに志望校を選ぶ基準、という四角い表ができ上がりました。



<第3ステップ> 志望校を選ぶ基準の重要度を決める

 さて次に、第2ステップで書き出したそれぞれの基準について、重要度[高][中][低]を割り振っていき、それぞれの基準のすぐヨコに書き足してください。

 例えば、学費の安さ[高]、共学かどうか[中]、学生寮の有無[低]という具合です。



<第4ステップ> 志望校を評価する

 いよいよ志望校を決める段階に入りました。学校案内や志望校のホームページを見ながら、志望校を一つずつ6段階で評価して、表を「+」「−」でうめていきます。


 ・すごくよい +++

 ・まあまあ  ++

 ・良い点だが、あまり重要でない +

 ・すごく悪い −−−

 ・やや悪い  −−

 ・悪い点だが、あまり重要でない −


 そして、重要度[高]の基準については「+」「−」の数を3倍、重要度[中]の基準については「+」「−」の数を2倍にします。

 そうした結果、「+」の多さの順が志望順位となります。



 この一連の作業を、親子で別々にやってみると、意外にも一致していないことにビックリすると思います。


 しかし、この作業はこどもが主体的に志望校を研究し、真剣に受験に立ち向かうためのきっかけになります。このような「きっかけ作り」がこどもを伸ばすんです。



 親からこどもを見れば、運動会でそうであるように、つい「もっと、もっと」と思ってしまうものです。しかし、「あれもこれもやれ」で追い込んでも、それは結局「何もするな」と言っているのと変わりはありません。



 「どっちへ行きたいか分からなければ、どっちへ行っても変わりはないさ」とはよく言われる話です。



 今ならまだ間に合います。先日の記事でご紹介しました「不理解と誤解なくすこと」に専念しつつ、志望校を少しずつ固めていってください。



 なお、そろそろ学校説明会や私塾フェアが始まっています。「学校選びチェックシート」をご活用ください。 



 いつもありがとうございます!

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2冊くらいを比較してみるとよと思います


<関東>

中学受験案内 平成21年度入試用 首都圏版 (2009)


中学受験案内 2009年度入試用―東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木 (2009)


中学受験案内 2009年度用―首都圏 東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・山梨 (2009)


中学受験 入りやすくてお得な学校2008 首都圏 (地球の歩き方BOOKS―学校の選び方)


中学受験案内 2009年入試用 首都圏版―大学進学で選ぶ! (2009)


中学受験のプロが本気で語る有名私立中学「ホンネの選択」 首都圏版…ちょっと古いので参考程度に


カンペキ中学受験2009


<関西>

私立・国立中学受験学校案内 (2008年入試用/関西・中国・四国・九州版) (日能研ブックス)


<中高一貫>

中高一貫校大百科! 2009―私立・国立・公立 (2009)


全国・中高一貫「学校力」ランキング―中学受験「お値打ち」校はここだ! (07~08年版) (別冊宝島 (1442))


<参考>

理系に行こう!―女子中高生のための理系案内


13歳のハローワーク



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