みなさん、お疲れ様です。今回は前回に引き続き、塾選びの基準について考えていきたいと思います。



 さて前回は、「自分のこどもにとって足りないものや必要なもの」に目を向けましょう、と言いました。この点が、まさに塾選びの出発点になります。



 塾選びの基準としては従来、合格実績やカリキュラム、集団か個別か、などが重視されてきました。



 しかし、いくら良い塾、良い教師、よい教材を与えても、自分のこどもの至らなさばかりが目立ったり、いくら頑張っても成果が上がらなければ、かえって無能ぶりを露呈したかのような錯覚に陥ってしまいます。



 ですから、自分のこどもに必要なものをリスト化して、それをもとに塾を選ぶようにしなくてはなりません。



 結果として同じ塾を選ぶことになったとしても、評判や性能だけで塾を選ぶのと、自分のこどもに必要なものを考慮して塾を選ぶのとでは、塾に入れた後に大きな違いが生じてきます。



 では、さっそく塾選びの基準についてみていきましょう。



<塾選びの基準>


チェック1.こどもの限界を予測する


 「こどもの限界」というのは、授業にガマンしてついていけるか、集中力がもつか、ということです。



 例えば通常、小学校4年生の場合、1コマの授業時間が45分(1日5コマ)です。ですから、だいたい1コマあたり45分、1日あたり約4時間が小学生の集中力の限界なんです。低学年であれば、1コマあたり30分程度が限界でしょう。



 するとまず、塾の授業に適度に休憩時間があるか、をチェックする必要があります。そして、個人差もありますが、塾の授業と家庭学習を含めて1日あたりの勉強時間(学校の授業を除く)が4時間以内に収まるようにしたいところです。



 集中しているときは長時間にわたって勉強するけれども、気分が乗らないときはさっぱり勉強しない、というのでは受験生として望ましくありません。



 受験生といえるためには、日々コンスタントに勉強に向かうという環境づくり、が重要です。



□その塾の1コマの授業時間はだいたい45分以内で収まっているか、適度な休憩が設けられていますか。


□その塾の授業時間と、宿題をする時間を合わせてだいたい4時間以内に収まりますか。



チェック2.適切な解決法を予測する


 「適切な解決方法」というのは、「こどものかゆいところに手が届くような支援」、あるいは「こどもの努力が報われるような支援」、のことです。



 受験勉強は、自分のペースを作り上げるまでが一番苦しいものです。その苦しいときをいかに乗り切るか、が勝敗を決すると言っていいでしょう。



 例えば、親は「うちの子は家でまったく勉強しないので、もっと宿題を出して欲しい」と思うことがあります。つまり、こどもの中途半端な勉強の仕方が目について、つい頭にくるわけです。



だからといって宿題を追加したとしても、その場はどうであれ、こどもの勉強に対する姿勢ががらっと変わることはほとんどない、と言っていいでしょう。



 つまりこの例では、こどもをさらに奮起させるのに、もっと宿題を増やすという手段が「適切な解決方法」ではないのです。



 むしろ、理解できないところがあるんじゃないか、あるいは、やっても無駄だと思っているんじゃないか、というふうに、こどもの視線に立って支援することが必要なのです。



成功者や大人の視点で「これしかない」と決めてかかることほど、中学受験を遠回りさせるものはありません。こどもが停滞したときに、そのこどもの立場に立って初めて、適切な解決策が生み出されるのです。


   
□入塾相談にこどもを連れていったとき、先生は自分のこどもの特徴をつかんでくれましたか。


□その塾では、授業担当者と親が直接面談をすることができますか。



 このあと、チェックはさらに続いていきます。




↓中学受験のためにななる事があります↓
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