みなさん、おつかれさまです。先日、こんなご相談がありました。



 「塾で勉強してきたのはいいけれども、前にやったことを忘れてしまって…。このまま続けていて意味があるんだろうか。」



 他方、塾では、「らせん型カリキュラム」といって、同じところを何度も勉強しますから、「教わったことを忘れる」ということは、暗黙の前提となっているようにみえます。



 もちろん、こどもだって人間ですから忘れるのも仕方ないかもしれません。また、反復の仕方が足りないこともあるでしょう。



 ただ、根本的に「忘れにくい勉強法」があるのも確かです。それは「自分で発見する」です。

 

 例えば、塾の授業で「これはこう解くんだよ」「あれはこう解くんだよ」というふに、いわゆるテクニックの詰め込み教育を受けているこどもは、一見知らないような問題を目にすると、「やったことがない」「知らない」って簡単に放り出してしまいます。



 こういうこどもが、過去問をやってみると「自分には無理だ」って思いこんでしまうんです。


 しかし、普段の学習から、正解の理由に気づいたり発見したりするこどもは、ほかにもそれを「試そう」という気持ちになりますから、忘れにくい勉強法が身につくんです。


 
 塾での勉強時間は長いように見えても、その中身が「解く回数」に重点がある場合にはあまり成績は伸びません。本当に必要なことは、与えられてばかりの勉強ではなく、こども自身が原理・原則を自ら発見することなんです。



 つまり、「自ら発見」→「試す」→「知らず知らずのうちに反復」が原則的な勉強のあり方なんですね。反対に、「教わる」→「強制的に反復」は、頭を使わないでも解決できる課題に限定するべきです。



 「やる気は急行電車、理解は各駅停車」と言われます。やる気は一瞬で失うのに対して、理解するのには時間がかかる、という意味です。このバランスをとるためにも、ぜひ「自分で発見」を励行してみてください。



 次回からまた、格言集を続けます。



 いつもありがとうございます!ご質問があればお気軽にお寄せください。



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