みなさん、暑中お見舞い申し上げます。夏期講習や夏期学習に精を出しておられることと思います。それにしても時がたつのは早いものです。あっと言う間に8月に突入してしまいました



 私のところでは、小6生はようやく「割合と比」が終わり、「速さ」に入るところです。基礎から徐々にレベルを上げて、難関中対策までやるのですが、基礎はボロボロでも、応用が自力でできるようになるのが理想です。



 女子の一人が昨日のテストで満点だったのは、うれしかったです。割合と比のところは解答を見ても何が何だか分からない問題が多く、まさに「算数のセンス」が問われます。その意味で、割合と比を不得意とする女子が多いんですね。



 算数で苦手な分野を得意にするには、図や表を使ったりしながら、考え方を一から自分の頭で組み立てるようになることです。教わることに慣れている人は、すぐに「できないから教えて」になりますが、これでは本番に通用しません。



 だから、こどもが自分自身で解ける問題は突き放して自分でやらす、自分自身で解けない問題はすぐに解説を加えてノートにまとめさせる、この見極めが大切だとつくづく感じます。



 さて今回は「頑張っても伸びない子」について考えたいと思います。




 【中学受験・高校受験勉強法 格言(41)】

 「ビリは嫌だ」で頑張る子、「できなきゃ嫌だ」で頑張る子


 
 
 小学生も5年くらいになると、周囲をとても気にするようになります。勉強でも同じで、「自分だけできない」とか「できない子と思われたくない」と考えるようになります。



 これに対して周囲は「そんなに気にするならもっと頑張ればいいのに」とか「恥ずかしがるほど勉強していないじゃない」って思ってしまうんですが、こどもにとっては大問題です。



 こどもたちにとっては、「恥ずかしい」という感情のほうが、「勉強しなくちゃ」という理性をはるかに上回るんですね。だから塾や学校で、ビリになったりクラスがダウンしそうになると、猛烈に勉強するけれども、それは長続きしません。



 私は大手塾に勤務していたとき、このような「ビリは嫌だで頑張る子」を多くみてきました。中にはそれを通り越して「ビリでも頑張らない子」もいます。



 「ビリは嫌だ」で頑張る子は「焦る、油断する、諦める」の悪循環からなかなか脱することができません。宿題が多いとすぐ「多くてできない」となります。自分の生活を見直して1分1秒でも多く勉強しようとは思いません。ちょっと幼いんですね。



 これに対して、ある程度の学校に合格するこどもは、「できるようにならなければ本当に自分が困る」と考えます。つまり「できなきゃ嫌だ」で頑張るんです。本当のライバルは自分自身=怠け心だと自覚しているんです。



 同じように塾に通っているこどもでも、「ビリは嫌で頑張る」か「できないのが嫌で頑張る」かで、勉強に対する姿勢が大きく違います。大切な成長時期に本当に教えなくてはならないのは、勉強それ自体よりも、むしろ、自分を律することの大切さなのかも知れません。



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