みなさん、お疲れ様です。今回は「定着している問題とそうでない問題の選別方法について」です。定着していない問題に労力を集中投下できるようになれば、試験の直前にあわてることはありません。



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■優秀な子どもが中学入試で失敗する10の理由 その2<フェーズに適した能力を用いていない)>



定着している問題とそうでない問題の選別方法(中学受験・中学入試)



 模試の結果をみてみると、案外基本的な事柄で間違えているのが見受けられることがあります。



 このとき子どもに理由を聞いてみると、「単純ミスだよ」「次は大丈夫」という返事が返ってくるものです。



 人は、自分の「悪い現状」は直視したくないのと同時に、「将来の自分」には期待する傾向があります。自分は正当化したいし、未来はきっとよくなる、と思えるからこそ、今を耐え忍ぶことができるんですね。



 子どもだって同じです。



 しかし、自分で思うほどキチンと学力がついているかどうかを、自分自身で把握させるように手助けしてあげることは必要です。



 そこで、定着している問題とそうでない問題の選別方法をご紹介したいと思います。



 まず、子どもに問題を読ませる。そして、正解である自信がある問題にはその問題番号に〇をつける。自信がなければ何も印はつけない。そして解く。5〜10分考えて手が出ない問題はとばす。同じ要領で、次の問題に進む。



fukushuu




 すべて解き終わったら、答え合わせをします。すると、自分ができるはずと思っていても、意外とできない問題があることに子ども自身が気づきます。



 そして、問題番号に〇がついていて、かつ答えが正解であったものは復習の必要がありません。そうではなく、問題番号に〇がついていたのに不正解であった場合と、正解に自信がなかった問題は4回復習する。



 このように手伝ってあげると、持っているテキスト全部をやる必要がなくなるため、子どものやる気アップにつながります。



 ただひとつだけ、注意していただきたいことがあります。それは、復習の中身(復習のやり方)について、です。


 例えば、このような問題があります。



 「半径の長さがいずれも10cmである2つの円AとBがある。円Aを固定し、円Bを滑らないように円Aのまわりを1周させると、円Bは何回転するか。」



 この答えは2回転になりますが、仮にこれを4回復習したとしても、答えを暗記しただけでは本番に通用するはずはありません。



 なぜ2回転になるのか、円Aの半径がもっと長くなったらどうか、あるいは円Aの内側を1周させたときにはどうなるかなど、思いつく疑問を一つひとつ解消してゆく過程で本当に基礎(原理)が身につくのです。



 よく「応用問題が解けない」という話を耳にしますが、それは「難しくて能力が届きそうもないから」なのではなく、「基本が分かっていないから」、つまり「何を使って考えればいいか分からないから」解けないんです。



 基本が分かっていれば、見方を変えて問われても答えられるはずでしょ。反対に、見方を変えて問われても答えることができれば、基本が分かっていることになりますよね。



 「応用問題ができないから基本をひたすらくり返して覚えればいい」という考え方もありますが、それは単純なスキルを定着させるフェーズでは正しいと思います。



 しかしどのような領域であっても、応用がきくような知識を習得するフェーズでは、「知的好奇心」とか「知的チャレンジ」というフィルターを通して初めて、子ども自身が納得感を得ることが必要になるのです。





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