みなさん、お疲れ様です。梅雨が明けると、もう夏休み本番!ですね。



 この記事、全国の本屋さんに並ぶのが8月6日前後になりました。大判で字が大きく、ページ数も150ページくらいしかありません。書籍版では、塾選びチェックシート、志望校選びチェックシート、過去問チェックシート、四谷大塚とサピックスの進度対照表も付属しました。アマゾンで予約ができます。



 さて今回は、「失敗や屈辱から立ち直る方法」です。



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■優秀な子どもが中学入試で失敗する10の理由 その6<挫折しやすい>



失敗や屈辱から立ち直る方法(中学受験・中学入試)



 受験生活には必ず「テスト」がつきものですね。



 テストとか模試というのは調子がよいときはありがたいものなのですが、調子が悪いときは逃げ出したくなるものです。試験の結果次第でクラスが決まるような場合には、必要以上に神経質になってしまう。あまりにひどいと、「塾に行きたくない!」ってなります。



 とりわけ、ライバルに負ければ嫌でも自尊心が傷つけられます。自尊心が傷つけられれば、勉強が嫌になってしまい、勉強は足踏み状態になります。



 しかし、テストは健康診断のようなもの、本番の入試とは違います。たった1回のテストですべてが決まるはずもありません。しかも、テストの結果で一喜一憂しているヒマなんかないでしょ。



 親がからむとどうしても大げさになっちゃう(笑)。



 いずれにしても、テストを解きなおして次回以降のテストに備えるのはもちろん、精神的にもテストに強くならなくてはなりません。テストでひどい点をとってしまったときに、ダメージを最小限に抑えることができれば、勉強のペースを落とさずに済むはずですからね。



 そこで、テストの結果の受け止め方について、ワイナ―の原因帰属マトリックスをみてみましょう。



 ワイナーの原因帰属マトリックスというのは、人が失敗したときに、その原因を4つのパターンにまとめたものです。



 具体的には、成功・失敗の原因には「能力」「努力」「課題の難しさ」「運」の4つがあるとし、個人がどの原因に着目するかによってその後の行動への期待が異なる、とするものです。








変わらないこと
(安定要素)
変わり得ること
(不安定要素)
自分(内部的要素)能 力努 力
自分以外(外部的要素)課題の難易度





 パターン別にみてゆきましょう。



(1)成功・失敗の原因を「能力」のせいにするタイプ



 成功したときにその原因を「自分の能力が高い」と考えるタイプは、満足感や誇りを得て、次回への期待を持ちやすい。つまりこのタイプは、自信家でやる気になりやすいのです。「オレって頭いいじゃん」です。



 逆に、失敗したときにその原因を「自分の能力が低い」と考えるタイプは、落胆し、次回への期待を持ちにくい。このタイプは、失敗をくり返すと「何をやっても駄目だ」という無力感に埋没してしまいます。こうなると、人が何を言っても子どもは聞く耳を持たなくなります。そのような場合は、子どものやる気を補てんしてあげる必要があります(既述)。



(2)成功・失敗の原因を「努力」のせいにするタイプ



 成功したときにその原因を「しっかり努力をした」と考えるタイプは、満足感や誇りを得て、次回への期待を持ちやすい。概して、このタイプが受験に強くなります。



 逆に、失敗したときにその原因を「努力が足りなかった」と考えるタイプは、そのときは落胆するが、次回へ期待を持ちやすい。このタイプは、「努力すれば成功する」という期待を無くさないものの、努力は自分のさじ加減次第なので、失敗をくり返すこともあります。その場合には、継続的に行動するような仕組み作りが必要になります(後述)。



(3)成功・失敗の原因を「課題の難易度」のせいにするタイプ



 成功したときにその原因を「課題が易しかった」と考えるタイプは、満足感や誇りを持ちにくい。つまり、簡単すぎるものをやっても物足りなさが残るので、できるかできないか5分5分の課題を与えてモチベーションを上げてあげる必要があります。



 失敗したときにその原因を「課題の難しかった」と考えるタイプは、そのときは大きく落胆することはないが、自信を得ることも少ないので次回への期待を持ちにくい。それまでの努力を認めてあげるとともに、勉強方針を一緒に見直してあげる必要があります。



(4)成功・失敗の原因を「運」のせいにするタイプ(外部的・不安定的要素)



 成功したときにその原因を「運が良かった」と考えるタイプは、満足感や誇りを持ちにくい。また、努力が必要なのは本人が一番よく知っています。



 失敗したときにその原因を「運が悪かった」と考えるタイプは、大きく落胆することはなく、次回へ期待を持ちやすい。なお、失敗の原因を「自分の能力」のせいにしてしまうタイプには、「ただ運が悪かった」と言ってあげて、気持ちをリセットさせてあげるのがよいでしょう。




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