みなさん、お疲れ様です。今週の猛暑は尋常じゃありませんね。水を浴びても、その直後から汗が吹き出してきます。しかし、寒いよりはいいかも・・・。



 さて今回は、「受験戦争を勝ち抜くための応援方法」です。



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■優秀な子どもが中学入試で失敗する10の理由 その6<挫折しやすい>



争の功罪1〜受験戦争を勝ち抜くための応援方法(中学受験・中学入試)



 家に帰ると、学校や塾の優秀な友達のことをよく口にする子どもがいます。「〇〇君、またテストで100点だったよ」ってね。



 そんな話を聞かされるくらいなら、もっとあなたに頑張ってもらいたいのに、と思ってしまいますよ。



 このような子どもは、案外人の評価をとても気にする傾向があり、大口をたたくこともなく、これといって粘り強くもありません。



 ですから親が子どもに対して、人のことは気にせず自分の課題に熱心に打ち込み、自分自身の真価をもっと発揮して欲しいと願うのは、もっともなことなのです。



 しかし入試は競争試験なので、競争は意識せざるを得ません。案外、親のほうが競争に熱心だったりしますよね(笑)。



 余談ですが、男性が給料に満足するかどうかは、金額の多寡そのものではなく、親戚の男性陣の給料よりマシかどうかだ、という指摘もあるくらいです。



 ただ、子ども自身が競争を意識しすぎると、優位に立って油断する、負けて挫折する(負けたくないと焦る)、混乱して停滞したり諦める、という罠にはまりやすくなる。



 こうなってしまっては、さすがに優秀な子どもでもその真価を発揮することはできないでしょう。そこで、競争は適切に使い分ける必要がでてきます。



 そもそも競争が効果を発揮するのは、競争する作業が、(1)単純なものであること、(2)すでに習得したものであること、そして、(3)自分だけで完成させることができるものであること、この3つの要件を満たした場合です。



 ですから、計算の早さを競わせて計算力をつけさせる、というような場合には効果があります。



 しかし、複雑で思考力を要する作業を競わせたり、単純な暗記問題であっても新出事項の習得を競わせるような場合には、競争のメリットを享受することはできません。



 また「競争の本質」は、相対的に評価したり、成績を公表したりするなどして、勝者がいて敗者も必ずいるという点にありますから、自分成績が人の目にさらされるのを嫌悪する人ほど、競争の罠(油断、挫折・焦燥、挫折・諦念)にはまりやすい。



 そうなると、対策が手薄になままテストに突入して、自爆してしまうのです。



 そんなわけで、テスト前には運動会と同じ感覚で、大人は子どもに対して「ガンバレ!負けるな!!」とつい言ってしまいがちです。



 しかしそのようなエールを送る前に、子どもが解答する早さを競うようなレベル(ほとんどの小学生はこのレベルではありませんが)になるまでは、競争の舞台に子どもを立たせてはいけません。



 つまり、現実に実力がついていない子どもに対して、努力を促すつもりで、あるいは、ペナルティをにおわせて競争を意識させるような送るエールにはあまり効果がない。反対に、テスト準備万端の子ども、あるいは、実力を試したいという子どもに対して送るエールには効果がある、ということです。



 ただそれは「実力がつくまでテストを受けさせてはいけない」というような神経質な意味ではありませんよ。もしまったくテストを受けないならば、いつも自分の立ち位置が分からず、効果的な対策を立てることができなくなっちゃうからです。学力の健康診断という意味でのテストはどうしても必要なんです。



 結局多くの子どもにとって、テストや模試は、ライバルとの勝ち負けや、子どもの能力の程度を明らかにしようとするために利用するのではなく、今現在の勉強の指針を確認したり調整したりするための参考資料として用いるのがよいのです。



 今現在、テストをそのように利用しているかどうか、昨日と同じ誤りをくり返していないか、を冷静かつ客観的に確認するのです。



 人と自分を比べるよりも、昨日と今日の自分を比べることの方がはるかに収穫が多いし、前進できる。



 もちろん、弱くてダメな自分と向き合うのは難しい。確かにそうではあっても、「強い人が勝つのではない、勝った人が強いんだ」と心して、子どもたちには自分に向き合って欲しいのです。



 自分の嫌なところと上手に付き合えるのが大人です。子どもたちに大人への一歩を踏み出して欲しい。



 子どもたちに夢があるとすれば、その夢はいつも逃げない、逃げているのはいつも自分なんだ、と知ってもらいたいのです。



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