みなさん、お疲れ様です。今回は7章の最後、「マシュマロ脳を鍛えろ」です。


 
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■優秀な子どもが中学入試で失敗する9の理由 その7<誤った責任帰属・過度の他者依存>



マシュマロ脳を鍛えろ(中学受験・中学入試)



 幼児期のこどもに対する「マシュマロ実験」という有名な話があります。これは、1960年代にアメリカのスタンフォード大学の心理学者達で行われたものです。



 内容は、4歳の子供の目の前にマシュマロを置き、15分間食べるのを我慢できたらもう1個マシュマロをあげるといいその場を去り、15分後までその子供を1人でマシュマロの前に残しておくというものです。どれだけ待てたか、その平均は約6分だったそうです。



 そして、十年後にその実験をした子供達の状況を確認したところ、マシュマロを食べるのを我慢していた子供の方が、ストレス耐性や、学力・問題処理能力が高く、社会で成功しているというものです。



 成長して大人になっても、この「自制心」はよく話題になります。今週からダイエットをしようと決意しても、週末にお友達とランチがあるから来週からにしよう。こうしてやるべきことがどんどん先延ばしになり、なし崩し的に希望が失せていくわけです。



 小学生の場合、中学生や高校生と違い、この「自制心を養う」が何よりも増して重要です。小さなときにこそ必要な教育だからです。



 ところが今は、こどもが中心になってしまい「こどもが勉強してくれない」と嘆く声も少なくありません。このような家庭のこどもの多くは、おやつを野放図に食べる、テレビやゲームを際限なくやりつづける、などの特徴があります。



 さらには、家庭でのお出かけや行事が多いのも特徴的です。週末になるとどこそこへおでかけ。塾がないとどこそこへお出かけ。こどもも喜んでいるし、まあいいか、です。



 しかし、受験生というのは受験のことを中心に考え、行動するものです。成績が上がらないから気分転換、勉強つらいからひと休みが必要、頑張っているからご褒美、なんていうのは本当はこどものためにはなりません。



 勉強の悩みは、勉強でしか返すことができないんです。勉強はあくまで自分のためにするものです。



 勉強とそれ以外のことの中心がどちらにあるのか、そして、勉強しなければならないなら何をあきらめなければならないのか、を親子ともどもつきつめて考えることが必要なんですね。



 ちょっと厳しいこともあるとは思いますが、来る受験に向けて、そしてこどもの将来のためにも、勉強を中心に据えた「マシュマロ脳」ができているかどうか、点検してみる必要がありそうです。



 次回からは、8章「手の広げすぎ」に入ります。



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