みなさん、お疲れさまです。先日、あるお母さんのグチをいただきました。

ある日の夕食で、息子が宿題をしていないのをとがめたところ、お父さんが「そんなにガミガミ言うな」と。
お母さんは内心「自分が作った料理を食べているくせに、自分にだけ文句を言うなんて!」って怒っておられました

本当にその通りですね。ご家族のどなたかがお母さんの気持ちをくんでくれればよいのですが・・・。

ところで、中学受験をふりかえったあるお母さんの手記を思い出しました。このお母さんはすごいな、と。これは「親子で中学受験に勝つ! 家庭学習法 (マミーズブック)」という本の中のものです。ぜひ、ご一読ください!

 娘が大学生になった今思い出すのは、子どもたちの中学、高校へ部活の試合の応接や文化祭にでかけたときのことです。反抗期で家では口もきかず、生活や勉強への小言には仏頂面の彼らが、学校で生き生きと友達と笑い合い、真剣に打ち込む姿を見るのは本当に幸せでした。

 親しいママ友もでき、ぐちを言ったり、励ましあったり。「もう一度中1の母になりたいね」と今でも話すほどです。そのような思いになるのはいい中学にめぐりあえたからでしょう。

 中学受験は、終わってしまえば「いい経験」でしたが、その渦中にいるときは悩み多き「大変な経験」でした。子どもは友達と遊べない、宿題が終わらず遅くまで寝られない、テストが悪くて親に見せたくない等と思い、母はいつまでもゲームをやめないことにいらいらし、模試の結果ではつい感情的に余計なことを言って険悪な空気が流れ、毎月の決して少なくない出費に頭を痛める等、やはり相当ストレスでした。

 ただ、子どもと中学校を見て回って感想を話し合い、塾の行き帰りに新開や読んだ本の話をし、過去問の採点を手伝う中で、一緒に受験に向かっている、という実感が強くなったように思います。そして、多くの学校説明会に行き、母として「どういう子どもになってほしいのか」という気持ちも固まっていきました。志望校の校長先生が「生きていく力を身に付ける、一生の友を得る」と言われた言葉に共感し、こういう学校で学ばせたいと思いました。

 受験に際しての家の方針は、
 1 学校第一
 2 習い事は自分で休みや辞める時期を決める
 3 特別扱いはしない
 4 他の兄弟と比べない
ことです。

 家での勉強は、5年まではメリハリのきいた家庭学習が理想でしたが、とても成功したとは言えません。6年からは苦手分野を克服する時間は家でしか取れないと、次男には長文読解を、長女には算数の基本問題を徹底させました。

 クッキーの缶に短冊状の算数の問題を入れておき、毎日出来たものから減らしていくなど、遊びのように取り入れて。秋以降の週末は、「志望校にさえ、受かればいいのよ」と、過去問をせっせとコピーし、やっては採点して間違いをチェックしての繰り返しでした。

 合格最低点に至らないことも多々ありましたが、徐々に傾向がつかめたし、自信がついたようです。母もそんな彼らと時間を共有することができ、12月の大きな模試で「合格可能性20%以下、志望校の再考を−」と出ても、落ち着いていられました

 受験直前の子どもの集中力と成長には、目を見張るものがあり、しっかりした足取りで受験校に入っていく姿には感動さえ覚えました。

 そうは言っても、気持ちが乗らない時期、頑張っても結果につながらない時期などいろいろですし、同じことを言っても、子どもの受け取り方もそれぞれで、何度も地雷を踏んでは後悔する繰り返しでした。

 それでも、大学生になった息子は、「今は有難かったと思っている」と言ってくれました。何のために勉強しているのか段々わからなくなってくる子どもを、ある程度は親がひっぱり、モチベーションを保ち続けるのは、大切なことだと今は思えるそうです。

 ですから、嫌がられても、必要なことは自信をもって言えばいつかは実を結ぶと信じて、お子さんの受験に臨まれる事をお勧めします。きっと、充実した時期だったと思えるときが来ます。

この手記を書いたお母さんは、実に3人のお子さんの中学受験にかかわっておられました。お子さんはそれぞれ、攻玉社中学高校−横浜国立大学経営学部、麻布中学高校−東京大学法学部、洗足学園中学高校−横浜市立大学医学部看護学科に進学されたそうです。


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