みなさん、お疲れさまです。youtubeで「エリート養成講座」を公開していますが、そのレジュメを記しておきます。

エリート養成講座

4.できる子とそうでない子のちがい
(1) できない子の特徴
 ・与えられた条件をかえてはならない(求められていること以外は何も求めてはいけない)と考え、正しい求め方や公式にすがろうとする。
 ・「できる」という基準が、人並み・標準・大人の視点にある。だから、できたことを実感できない。意欲があるように見えるが、それは内面から生じたものではなく、他者の評価が得られなければ失われる「幻の意欲」である。
 ・「能力がない」と評価されることへの不安が深刻。評価の目を恐れる。式をすぐ消す。ノートをのぞかれると隠す。全部消して、最初からやり直す子どもは、正解か不正解かにしか意識が向いていない。途中式をたどって間違いを発見させるために、途中式は残させなければならない。
 ・自分の頭で考えない子どもは、「自分で考えなさい」と言うと、自分が不利にならないように、大人が考える正解を探ることに終始する。大人が課題を出したら、課題を出した意図を察せずに単純労働として実行する。課題を終えると、次の課題が出されるまでボーっと待っている。
 ・大人が子どもに勉強を押し付けると、子供は学習対象に対する所有意識が希薄になり、成績が悪化し、それを機械的な努力で補おうとする。
 ・結果を厳しく求められても自信がないので、いかようにでも調整がきく努力でアピールして、その場をやり過ごそうとする(努力主義)。努力をアピールすれば叱られないから、努力自体が自己目的化する。
 ・失敗が続くと、頭が悪いと思われるので、‥慘呂靴覆ぁ△△襪い蓮↓努力して失敗すると、統制不可能な原因(みんなできない、運が悪かった、気分や体調が悪い、人が邪魔した)を持ち出す。
 ・期待と落胆を繰り返すうち、夢や希望を失っていく。期待している限り、現実に向き合うことはできない。
 ・塾は「友だちといるのが楽しい」から行く。
 ・親と駆け引きをする(見返りを要求したり、大人のあらを探す)。

(2) できる子の特徴
 ・与えられた条件をいろいろ変えてみたり、具体的に掘り下げたりして、自分なりに知りたいことを追求していく。
 ・「できる」という基準は自分なりの実感にある。
 ・内発的動機付けとは、好奇心や関心によってもたらされる動機付けであり、賞罰に依存しない動機付けである。内発的動機付けに基づいた活動は、没頭する状態になる。このとき得られる報酬は、楽しさとか達成の感覚であり、何かの目的に到達することではない。自分が獲得した有能さを味わっているうちに、さらに能力が向上する。
 ・我々を成長させるのは、学校の訓導ではなく、人生における悪戦苦闘である。人生の戦いの中で、熟慮・判断・工夫・貫徹などの訓練を受ける。もし、こうした訓練の機会がなければ、我々の能力は発達しない(河合栄次郎「学生に与う」)。
 ・子どもには、このような試行錯誤を通じて自信を育み、情熱を傾ける対象を見つけることができる。世界を探るとき、疑問を追求するときに本当の学習が起こる。試行錯誤体験が新たな動機付けを与え、動機付けがあれば自然に知識は学ばれる。

(3) 子どもの能力を伸ばすも
 <自尊心>
 ・自尊心は、与えられるものではなく、できないことを必死でできるようにすることで獲得できる。できないことを必死でできるようにする過程で、自分に起こる出来事を受け入れ、感情をコントロールし、そこから反省し学ぶことによって、自分の直感を感じることができるようになる。
 ・能力を引き出すというのは、学ぶ意欲を引き出すこと。心が動かなければ、体は動かない。

 <強制力の行使>
 ・強い力でぐっと子どもを引き上げる。子どもはなぜかできるようになったと自分の成長を実感する。それがきっかけとなって、自分の意思でやろうと思えるようになる。さらに、強制力の行使として、子どもの能力を引き上げることには、「時間の節約」という効果もある。子どもの自発的成長に任せておけば時間がかかることも、強制力の行使によって成長が早まる。ただ、必ず達成させること、そして、その後も繰り返し練習させることが必要。辛いばかりで何も得るものがない経験は、百害あって一利なし。

 <家庭でできること>
 ・成功しても失敗しても、それが自分の責任になるような課題を選択しないと、子どもの意欲や根気につながらない。
 ・子どもが書籍やインターネットを使って疑問を解決するように励ます。その過程で、1つの疑問が10の知識を生むことがある。理解するというのは、「わかる→別の疑問が生じる」というプロセスのの繰り返しである。
 ・自分の人生を主体的に生きるために、他者に依存した情報収取ではなく、自分に必要な情報を自分の手で取ることが重要。
 ・親は子どもに様々な施しをしているつもりであっても、子どもにとって「何をしてもらったか」は重要ではない。「どんな気持ちでしてもらったか」が重要である。
 ・愛を与えずに人に感謝しなさいとか、人にやさしくしなさいとか、人に親切にしなさいなどと教えてもできるものではない。人を思いやることを知らないまま育った子どもは、人い大事にされても、そのことに気づくことができない。
 ・家事を手伝わせると、すぐ動く子になる。役に立つ喜びを知り、競争を気にせず困難に挑戦できる。


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