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「日本の15歳はなぜ学力が高いのか? 5つの教育大国に学ぶ成功の秘密」


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<ポイント>
・早期教育を行うと、達成しなければならない内容がまだ難しすぎるせいで、能力の低い子どもたちにストレスがたまったり、彼らが自分は勉強ができないと思い込んだりする。
 早期教育を行うにあたっては、子どもの発達レベルを慎重に見極めなければならない。

・膨大な量の練習をすると、途中の段階を忘れて直感的になれる(作業記憶を使う必要がなくなる)。

・優れた教師を育てる方法
 モチベーション2.0 … 人間は報酬を求め、罰を避けたがる
 モチベーション3.0 … 熟達(自分が行っていることをどんどん上達させたいという欲求)
            関係性(他人と良い関係を持ちたいという欲求)
            自律性(自分で決めたいという欲求)

成績がよい国の教師たちが用いている、効果が実証された教え方の例
 前の授業の復習
 学習内容の要点を次の授業の初めと数週間か数か月後に復習する。

 お手本と用例
 お手本や用例を使って、学習内容を明確に理解させる。
 解き方のついた問題と、生徒に自力で解かせる問題を交互に出す。

 問題を深く追求しようとする姿勢
 生徒たちに「なぜ」「どうやって」「もし〜だったら」などと尋ねて、何が要点かを理解させ、それについての知識を関連付ける。

 生徒をやる気にさせる
 生徒たちは、頑張って勉強すれば知識や能力は向上すると確信できれば、どんどんやる気を出す。
 教師は、生徒の能力を評価するのではなく、結果を出すための努力や工夫、その他の自主性をほめることによって、生徒たちの新年をさらに強めることができる。
 生徒たちも、教師から認められていると思えば、いっそうやる気を出してよい成績につながる。

 暗記
 暗記によって長期記憶に収容すれば、作業記憶の負担が減り、既存の知識とスキルを応用することによって当面の問題に対処することができるようになる。

 簡単なテスト
 暗記の効果を生徒に納得させ、生徒も自己診断ができる。

 フィードバック
 教師が定期的に、明確で目的の定まったフィードバックを行うことで、生徒たちが教わった知識を理解したり、スキルを習得するために方法を見つけ出す助けになる。

効果のない教え方の例
 子どもの能力を称賛する。
 要点を生徒自身に見つけさせる。
 生徒たちの好きな学習法に教師が合わせて教える。
 教師が教え聞かせるのではなく、生徒たちに常に何らかの活動をさせる。

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