「マイペース」の意味について

ウサギとカメの成功法則

 「ウサギとカメの成功法則」という話があります。「ウサギとカメ」の話は、ウサギが負けたのは途中で怠けたからだ、というお話でした。教訓的に言えば、成功・不成功の分かれ目は、怠けるか怠けないかの違いだ、と解釈されていますね。

 ところが、「ウサギとカメの成功法則」では、成功・不成功の分かれ目は、怠けるか怠けないかの違いではない、と言います。それはなぜでしょうか。

 「ウサギとカメの成功法則」によれば、ウサギが負けた理由は、カメのペースを基準にして「自分ならこの程度の力を出せば勝てるだろう」と油断したからだそうです。
 つまり、他人を基準にゴールを設定すると失敗する、ということです。みなさんの中にも、「友人はまだ勉強していない」とか「みんなが一生懸命やり出すまで自分も勉強しなくていいや」と油断している人はいませんか。
 反対に、友人が頑張りだすと「やべっ、おれもやらなきゃ」となると思いますが、その場の思い付きであせってやっても、思った通りの結果を手にすることはできませんね。

 これに対して、カメがなぜ勝ったかというと、カメは他人ではなく自分を基準にしてゴールを設定したからです。
 人がどだろうと、自分は自分。マイペースでコツコツと進む。だから、焦ったり、油断したりせずに、やり切ることができる。
 メジャーリーガーのイチローが「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」と言っていたことを彷彿とさせます。

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