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「ドラえもん学」(横山泰行、PHP新書)


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 マンガ・アニメ「ドラえもん」のストーリーは、のび太が何かしらの問題を抱えたときに、ドラえもんが助け舟を出すというものですね。

 このドラえもんの助け舟について、「ドラえもん学」では次のように述べています。
 『どらえもんの秘密の道具の基本的なスタンスは、ひみつ道具に頼らないで、自力で問題の解決に対処することにある。あくまでも、自分のいいところを伸ばしたり、ちょっと足りない何かを後押ししたり、また、潜在意識の中で眠っているのび太の優しい心を覚醒させる、触媒のようなものである。』
 
 なるほど、こんな深い意味があったのですね。
 確かに、自分がいくら頑張ったとしても、それが限界に達して「結局、できない」ということはあります。このような場合は、どうしても他人の助力が必要です。
 他方、自分の問題を解決するのに、自分ががんばらずに他人任せではいけませんね。あくまで自分の問題である以上は、胸を張って「自分で解決したいんだ」と言いたい。

 のび太は、ひみつ道具の助けによって、苦手な課題を克服するたくさんの経験をし、そのときどきで爽快感や達成感を体験していたわけです。

 これまでの話の中で、特筆すべきことは、ドラえもんの助けを借りつつも、のび太が「全力を尽くした」という点にあります。前掲書は次のように述べています。
『どんなに人を感動させるような夢を持っていても、行動を起こさなければ夢は夢で終わる。「自分の力でやってみよう」と思わせる行動をとってこそ、「失敗してもいいさ」と、その計画の乗ってみようという人や、「あたたかい目で見守ってやろう」というサポーターも表れる。
 夢はあくまで自分の夢。どのくらいの熱意でそれに挑んでいるかがまわりに伝わらないと、夢が実現しない。基本は、自分の頭で考え、自分の力で切り抜けるということ。
 自分に夢があるのではなく、夢が自分をつくる。
 人に何かを自慢されて、うらやましく感じたり、悔しいと思ったら、必ず自分で行動を起こす。ここから本当の夢が始まる。

 個人の夢はその人の熱意と他人の協力の上に成り立つ、ということでしょうか。何か熱いものを感じますね。
 最後になりますが、のび太は結局、しずかちゃんと結婚したのですね。そのさい、しずかちゃんのお父さんは次のように述べたそうです。
『のび太君を選んだ君の判断は正しかったと思うよ。あの青年は、人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。それが人間にとって一番大事なことなんだからね。』


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