おすすめ図書
「日本柔道の論点 (イースト新書)」(山口香 著)
 この著作は、国語の受験問題に引用されることのある作品です。


クリック

<ポイント>
◌ 『 』内は本文からの引用

◌ 「人生で重要なものは何か」について
『オリンピックや世界選手権の短距離走で活躍している人の多くは、小・中学校などの徒競走が一番ではないという。

 その時代、一番だった人間は小さい頃から「足が速い」と言われて育ち、才能だけでゴールテープを最初に切っていく。それが高校進学後、才能のある人が集まると勝てなくなっていく。そうなるとそれまでに負けた経験がないだけに、嫌になってやめてしまうという。負けたことによって努力が足りなかったことを知り、さらに頑張ろうとは思わないそうである。

 ある意味、こういったことがエリートの弱点であろう。勝つことから学ぶことは意外に少ないのだ。負けたことから多くを学び、負け続けないことが重要なのである。人生には良いときもあれば悪いときもある。うまくいかない時期にこそ、我慢して知恵とアイデアを絞り出して乗り切れるかどうかが勝負である。

 エリートが競技の第一線を退いて社会に出たときに、スポーツ以外のことに一から取り組んでいくことは相当の忍耐力が要求される。エリートほど自分のできないものにぶつかったときはもろい。できなかった人間はできなくて当たり前の人生を送ってきているので、意外に打たれ強い。周りの目も気にならない。

◌ 「実行力不全 なぜ知識を行動に活かせないのか (Harvard business school press)」には次のような記述があります。
『早い時期にたくさん失敗することが、長期的な成功のコツである。間違った音を出してみて初めて、本当の音の美しさが分かる。』

◌ 子どもの成長を願う前に、まず親が成長しなくてはならない
『私はふと「はじめてのおつかい」というテレビ番組を思い出した。

 あの番組で鍛えられているのは他でもない、親である。子どもたらは、出かける前には泣いているが、様々な困難を乗り越えて帰ってきたときには得意満面の笑みを浮かべている。子どもが帰ってきたときに、泣いているのは親だけである。

 子どもたちは皆、「やればできる」力を持っている。それを引き出してあげるのか親であり、大人の務めであるに違いない。大人は経験が多いから、ついつい子どもたちがつまずく前に、傷つく前に手を差し伸べたくなってしまう。』

 親は子どもに愛情を注ぐことを「甘えさせる」というのに対して、子ども自身ができるのに親が手伝うことを「甘やかす」という。


全問題参照・テキスト見本・Webスクール案内はこちら


↓中学受験のためにななる事があります↓
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ   人気ブログランキングへ