おすすめ図書
「IKIGAI: 日本人だけの長く幸せな人生を送る秘訣」(茂木健一郎著、新潮社)




<ポイント>
当の書籍には書いてないけれども、そもそもの前提として、
●「満足」とは、欲求が満たされること(人と比べることができるもの:短期的)
●「幸福」とは、欲求にとらわれないこと(人と比べることができないもの:長期的)
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満足を追求すると、目の前のものが飽きて、もっと欲しくなる。
しかし、贅沢消費は長続きしない。
結局、欲求から得られるものは少ない(幸福にはなれない)。
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 別言すると(ここからが本書の内容)、人は所得などの特定の価値を得ることが必ずしも幸福に直結しないにもかかわらず、それらを過大評価してしまう傾向がある(フォーカシング・イリュージョン:焦点化の幻想)。
 つまり、「〇〇なら幸せなのに」(架空の自己、欲求の追求)という考え方は、裏を返せば「〇〇でないなら幸せではない」。すなわち「〇〇でない今の自分は幸せではない」ということになる。「〇〇なら幸せ」(架空の自己、欲求の追求)は不幸の始まり。自分自身で不幸を感じる理由を作っている。
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 では、「欲求の追求」から解放されるためにはどうすればいいか。
 そのためには、まず、自分自身と他者との間の類似・差異を認識することによって、自分自身の実際の性質に気づくことができる。
 このことを通して初めて自分自身をありのままを受け入れること(架空の自己を手放すこと、他人と自分を比較しないこと)が可能になり、それができれば人生の否定的あるいは不愉快な状況から前に進む余地が生まれる。
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自分を受け入れた後、幸福になるポイントは3つ。
 1.感謝すること
 2.生きがいややりがいを持つこと
 3.利他の精神で生きること(参考:マズローの6段階欲求説
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生きがいを得るポイントは次の5点。
 1.小さく始めること(好奇心やこだわりを持つこと)
 2.自分からの解放(フロー状態:自分が主人ではなく、仕事が主人。報酬は意識しない)
 3.調和と持続可能性(自分を取り巻いている有機的システムに関心を持つことが持続可能な社会づくりに貢献する)
 4.小さな喜び(勝ち負けという単純すぎる価値を超えて、喜び・幸福を見出す)
 5.〈今ここ〉にいること


【参考図書1】「中村天風 怒らない 恐れない 悲しまない」 (知的生きかた文庫)



<ポイント>
・歓喜と感謝、心の平安、不快なものはすぐ忘れるか感じない、体は病んでも心まで病んではいけない、取越苦労厳禁、正義の実行、怒らない・恐れない・悲しまない、乗り越える努力、やらせていただく


【参考図書2】「森田療法」に関する類書

<ポイント>
1.不安とうまく付き合う
 神経質者の性格は、“自他の人間性や状況を無視した「かくありべし」という考え”が非常に強く(教条主義)、安全で確実な結論を得ようとする。その結果、かかわりを持つ他者に困惑を与え、自らも苦しむ。
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 しかし、安全で確実な結論というものはないので、不安が生じる。そして、神経質症の人は、不安を取り除こうとして不安に支配されてしまう。やがて、石橋を叩きながら、それを渡とうとしなくなる。
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 確かに、安全で確実な結論という楽なほうを選ぶのは人間の性ではあるが、それはそれとして認め、今自分が何をすべきかに集中することのほうが大切である。
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 神経質症の症状は不安を持ちこたえられない自我の弱さに起因しており、何かにとらわれていないとバランスを崩してしまう精神的な要因を持っている。
 しかし、とらわれから脱して自己確立ができるようになると、他人を配慮する目や、社会や文化に対する目が大きく開かれるようになる。
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 不安は不安、ありのまま、今に集中すれば自信がつく。

2.自己暗示
 しなくてはならないと思えば思うほど、意志とは逆の結果になる。もっぱら意志の力(努力)に頼ろうとすると自他をコントロールできなくなる(ムリに眠ろうとすると眠れなくなる)。
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 どんな簡単なことでも、「難しい、できない」と想像すると、意志とは逆にできなくなる(想像は意志に勝る、人を支配するのは意志ではなく想像である)。 
 倒れないかどうかを心配しながら運転すると倒れる(避けようとしても避けられない)。
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 意志を除外して、もっぱら想像に頼らなければならない。「簡単だ、できる、私は毎日あらゆる面でますます良くなっている」と想像(自己暗示)すると、難しいことも簡単に思えるようになる。

3.責めず、比べず、思い出さず
 何かを思い浮かべることが苦しみのもとであり、浮かんだ思いを次々と継がず、そこで止めるのが薬である。
 人を苦しめるのは「過去の反省」と「未来の心配」である。今の自分に過去の責任を負わせることはできないし、未来は不確定である。
 ↓
・考えない、思い出さないことが大切
・(過去の出来事が原因で)困ったことは起こらない
・(これから先)すべては良くなる


【参考図書3】「前向きに生きる」ことに疲れたら読む本」 (アスコム)



 「助言を受けるときに一番大事なのは、解決策を教えてもらうことではありません。自分の問題が明らかになることです。
 問題が明らかになれば、相手から答えを提示されるまでもなく、アプローチの方法は自分で見出せるでしょう。
 だから、「結論」や「答え」を得ようと焦らず、まず自分の問題を自分の言葉で明らかにして、人前に持ち出せるようになることを目指すのです。」(137ページ)


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